精神科医の和田秀樹がニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に生出演。若者の新型コロナワクチン3回目接種の伸び悩みについて解説した。
新型コロナウイルスのワクチン接種広報啓発活動に登場した杉良太郎は、会見場で報道陣を前にワクチン接種を受けた =東京・丸の内 撮影日:2022年04月04日 写真提供:産経新聞社
「コロナ弱毒化」と「強い副反応」
今週、政府が公表した新型コロナウイルスワクチンの3回目接種率は43%、若者の接種が依然として伸び悩んでいる。若者が3回目のワクチンを受けない理由として和田は「これまで2回、ワクチンを接種して、結構熱を出したとか、その後も調子が悪いと言う方もいるわけです。にもかかわらず、それに対して政府が何の補償もしていない」と分析。
さらに、和田は「コロナがオミクロン株に置き換わってからは、症状が軽いということがわかっています。ワクチンを打って、強い副反応に耐えなければいけないくらいなら、3回目ワクチン打つのをやめておこうか、という方が多いんじゃないかと思います」と、新型コロナの“弱毒化”も、若者の接種が伸びない要因のひとつだと語った。
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