ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』は5月16日(月)、前日に本土復帰50年となった沖縄から生放送。沖縄県出身の垣花正が、観光土産品店の老舗、株式会社守礼堂会長の浦崎政克氏にインタビュー等を行い、沖縄の今、未来について伝えた。
沖縄県が想定する鉄道路線の一案 画像提供:共同通信社
沖縄県が本土に復帰してから、15日で50年の節目を迎えたことを受けて、沖縄県出身の垣花正アナウンサーが現地・沖縄から生出演。那覇市「国際通り」を歩きながらのレポートや観光土産品店の老舗、株式会社守礼堂会長、浦崎政克氏のインタビューの模様を放送した。

垣花正、浦崎政克氏
これからの沖縄経済を発展させるにはどのような政策が必要なのか。浦崎さんは「私はやらなくてはいけないのは交通体系の見直しだと思う」と提言。「県民は約140万人いて、車の台数は100万台を超えており、ほとんどの道路で渋滞が発生している。それによる県民の経済的損失は計り知れない」と車社会の沖縄が抱える問題点を指摘。「現在、沖縄都市モノレール『ゆいレール』があるが、那覇空港からわずかな距離。私たちが呼びかけ続けているのは、糸満市から名護市まで鉄軌道を通してほしい。ところが議論は続けているが、なかなか実現できない」と思うように計画が進まない現状を訴えた。

浦崎政克氏
鉄軌道の実現には、どのような問題点があるのか。東京・有楽町のスタジオから出演した経済アナリストの森永卓郎は、「鉄道を敷くのは用地買収から始まり、巨額の費用がかかるのでゆいレールよりもはるかに大変だと思う」と膨大な事業費がかかると指摘。一方で、「ゆいレールも最初は利用者が少なかったが、今では車両がパンパンになるほど利用者は増えた。
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