あなたの朝がいつもイイ朝でありますようにニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。9月14日放送分のテーマは「カレーの雑学」です。

「カレールーを入れる銀色の容器」の名前って何?の画像はこちら >>

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

日本だとカレーとライスはセットのイメージが強いですが、カレーの本場・インドでも、ベンガル地方のカレーは昔からライスとセットなのだそうです。ベンガル地方も日本と同じように米が主食のため、カレーとライスがセットになっているのだとか。

このセットを18世紀ごろ、イギリス王室に紹介したところ、とても評判になります。上流階級の人々へと広まっていき、その後は日本にも伝わりますが、米文化の日本においてご飯と一緒に食べるカレーは、すぐに受け入れられたそうです。

ちなみに、「カレーライス」と「ライスカレー」という2つの呼び方があります。もともとは、最初からライスにカレーがかかっているものが「ライスカレー」、カレーが容器に入れられてライスとは別々に出てくるものが「カレーライス」だったそうです。

カレーの歴史を見ると、インドからイギリスに伝わったベンガル地方のカレーは、ライスにカレーがかかった「ライスカレー」であり、日本に伝わってきたカレーも「ライスカレー」だったそうです。

その後、カレーとライスが別々に出される「カレーライス」が登場しますが、別々に出されることで高級感が出るようになったと言われています。

ちなみに、ルーを入れるシルバーの容器は「グレービーボート」や「ソースポット」と呼ばれています。

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