歌手・タレントの堀ちえみが10月19日(水)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。舌がんの後遺症と向き合いながら芸能活動を続ける堀が、病との向き合い方、闘病中の堀を支えた“想い”について語った。
堀ちえみ
は2017年にリウマチと神経障害性疼痛、2019年には舌がんを患い、舌の6割以上を切除。首のリンパに転移があり、壮絶なリハビリをしてきた。堀は「ここまで回復できるとは。ただ、生きちゃったんだから、やるしかないなと。ただただ、お世話になった方にご恩返しというか。自分がやれることってなんだろうと思った時に、頑張って生きることだろうと」と述べた。
病気が発覚した際、堀は「最初は口内炎だと思っていた」と言い、「医師から口内炎と診断されたことを、そのまま信用してしまった。8ヶ月間、医師も口内炎だと思い込んでしまった。それだけ希少ながんであることが、早期発見につながらなかった原因だと思う」と語った。続けて「わたしの報われなかった思いや悔しさを、後悔しても治らない。誰を責めてもこれが現実なので、前を向くしかしょうがない」と明かした。さらに、病気と向き合うにあたって「わたしみたいな人を作ってはいけない。

那須恵理子、垣花正、堀ちえみ、森永卓郎
番組に出演していた経済アナリストの森永卓郎が「『スチュワーデス物語』が大好きで、全部観ていた」と話し、「ちょっと『教官』って言ってもらえませんか?」と“ムチャぶり”。すると堀は「いまの私に、そういうお願いをする人がいないのでちょっとドキドキ」と言いつつ、ドラマの“名フレーズ”を完全再現した。
radikoのタイムフリーを聴く:https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20221019100631