経済アナリストの森永卓郎が12月26日(月)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。自民党の萩生田光一政調会長が、防衛費増額に伴う増税を行う前には衆院解散・総選挙で「国民に信を問う必要がある」と発言した事について、「政治家としての大勝負に出た」とコメントした。

萩生田政調会長の“国民に信を問う必要”発言 「政治家として大...の画像はこちら >>

新役員記者会見する萩生田光一政調会長=2022年8月10日、東京・永田の自民党本部 写真提供:産経新聞社

森永は「党三役(幹事長・政調会長・総務会長)の1人がこのような発言をするのは、異例中の異例の発言。」と言及。この発言の真意について森永は「萩生田さんが今危ない立場。旧統一教会と接点があったと報じられたことで、評判が落ちている」とその理由を解説。

また、共同通信の調査によると現在の内閣支持率は11月と同様発足以降最低の33.1%であることも理由に挙げ、「支持率の低い岸田政権を、ここで解散総選挙に持ち込めば萩生田さんの実績になる。旧統一教会問題のごたごたを取り返そうとしてるのではないか。」と分析した。

番組パーソナリティの垣花正は「これで解散総選挙に持ち込めたら萩生田さんの思惑通りですが、解散しなかった場合はどうなる?」と問うと、森永は「そうなると、政調会長を外される可能性が高い。なので政治家としての大勝負に出たと思う。」とコメントした。

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