辛坊治郎が2月21日(火)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。バイデン米大統領がウクライナを電撃訪問したニュースに触れ、岸田首相の訪問は「無理」だと述べ「行ったところで、さして役に立たない」と持論を展開した。

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駐日ウクライナ大使による表敬を受ける岸田総理 2022年12月14日 ~首相官邸HPより  https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202212/14hyokei.html

辛坊治郎がきょう、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。20日、バイデン米大統領がウクライナを電撃訪問したニュースに触れ、岸田首相の訪問は「無理」だと述べ「行ったところで、さして役に立たない」と持論を展開した。

20日、バイデン米大統領がウクライナの首都キーウ(キエフ)を電撃訪問し、ゼレンスキー大統領と会談した。これで、G7のなかで首脳が現地を訪れていない国は日本だけとなった。岸田首相のウクライナ訪問は、昨年末から検討はされているものの、実現のめどは立っていないとされる。

このニュースについて辛坊は「正直言って、日本の総理大臣が行ったところで、さして役に立つわけでもなし。やはりアメリカは軍事でバックアップしている」と言及。アメリカはこれまでに約4兆円規模の軍事援助を行ってきたが、日本は憲法上の制約で、軍事用ではないドローンの提供などに限られていると指摘。「将来的に戦争が終わって復興する時には、日本のいくつもの大震災に耐えて復興したノウハウが役に立つが、足元でまだ戦争が続いている状況のなかで、日本の総理大臣が行っても、できることは限られている。私はあえてそんな無理して行くことはないと思うけれども、現実としてG7のなかでウクライナの地を踏んでいない、ゼレンスキー大統領に直接会って話していないのは日本だけ」と持論を展開した。

そのうえで、日本の総理大臣は“国会軽視”との指摘を恐れ会期中は国会に縛られ、記者団も常に動きを監視しているため、外国を事前に周囲へ明かすことなく電撃訪問することは「無理」と言い切った。

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