辛坊治郎が3月28日(火)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。高病原性鳥インフルエンザの拡大による供給不足や、飼料価格高騰などによって値上がりが続く卵について「日本の卵を、日本人が、日本の給料では買えない事態がくる」と私見を述べた。
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番組放送前に夕刊各紙を読んでいると、日本の卵が海外で人気だという記事を目にしたという辛坊。日々、スーパーに通うのが日課で「きのうあたりスーパーをのぞいたら、だいたい10個入り300円のパックはありました」と明かし、1個あたり30円という値段について「国によっては安いねという国もある」と述べた。
また、サルモネラ菌の発生などを懸念し、生ではあまり食べられないのが「世界標準」だが、日本の卵は「卵かけごはん」に代表されるように生で食べても大丈夫という品質。海外で人気の背景には、値段の安さに加え、品質の高さもあると言及した。
そのうえで、「海外に行くと1個何百円で売れたりする。そうすると、日本の養鶏業者も国内で流通させておくと1個20円くらい、いま高くなっても30円くらいなのが、海外に持っていくと何百円。流通経費考えても、海外に持っていった方が得」そう思いだす養鶏業者が増えてくると指摘。円安傾向でその流れに拍車がかかっていると述べ、そのうち「日本の卵を、日本人が、日本の給料では買えない事態がくる」と私見を述べた。
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