辛坊治郎が4月5日(水)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。アメリカのトランプ前大統領がニューヨーク州の大陪審に起訴されたニュースに関連し、次期アメリカ大統領選について「なんだか不幸な事態」と私見を述べた。

起訴された前大統領か最高齢の現大統領が「選択肢」 次期米大統...の画像はこちら >>

アメリカのトランプ前大統領とバイデン大統領

アメリカ・ニューヨーク州の大陪審は3月30日、トランプ前大統領を起訴。大統領経験者として初めて起訴され、34件の罪についての罪状認否が日本時間のきょう未明に行われた。

このニュースに関連し、辛坊は、今回の裁判劇が起こった背景を解説。トランプ氏の熱狂的な支持者だけでなく、多くのアメリカ人の間でも「かなり政治的」、「ちょっと無理があるんじゃないの?」という受け止め方が広がっていると分析。その結果、今回の起訴をきっかけにトランプ氏の支持率が大きく上がっているとし、2024年の次期大統領選の共和党候補者としても、現在2番手とされる人物に対しダブルスコアの支持率で人気を博していると明かした。

一方、民主党の候補者については、正式な意思表示はしていないもののバイデン大統領が有力視されている点を挙げ、「別に歳を取っていたら悪いとは言わないけれども、来年の大統領選挙で受かって、就任が再来年。就任するとき82歳。4年の任期を務めると86歳で……」と語り、「元気なんだろうけれども、やっぱり核ボタンを持っている人間として、我々同盟国の立場で、アメリカで投票権はないが、最終的なアメリカ国民の選択肢が、トランプかバイデンかというのは、なんだか不幸な事態だなと正直思わんでもない」と本音を述べた。

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