辛坊治郎が4月24日(月)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。国内初の経口妊娠中絶薬承認について私見を述べた

国内初の経口妊娠中絶薬承認「悪いことではないが、より本質的な...の画像はこちら >>

厚生労働省

厚生労働省の薬事分科会は21日、イギリス「ラインファーマ」社製の経口妊娠中絶薬「メフィーゴパック」を国内で製造販売する承認を了承した。

今後、厚生労働相によって正式に承認される見通し。「メフィーゴパック」は2種類の薬を服用し、手術などをせずに人工妊娠中絶を行うことができ、妊娠9週までの妊婦が対象となる。正式承認されれば、国内で初の「飲む妊娠中絶薬」となる。

このニュースについて辛坊は、「女性の自己決定権の幅が広がることは、悪いことではない」と先に自身の結論を述べたうえで、世界的にはかなり一般的に使用が認めらており、薬局で1000円程度で売られている国もあると解説。ただ、日本では「認められたとしても、厳重な管理のもとで産婦人科に行って処方してもらうというかたちになって、その時の費用が、ほかの妊娠中絶方法と同じ約10万円くらいかかる。そう簡単に、薬屋さんに行って薬買って…というレベルのものではない」との見通しを述べた。
そのうえで、「より本質的なのは、やっぱり安心して産みたいと思えるような社会とか、安心して産みたいと思えるような環境を。同時につくるということをまず主眼に置かないと」と語った。

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