5月26日(金)深夜、お笑いコンビ・三四郎の小宮浩信と相田周二がパーソナリティを務めるラジオ番組「三四郎のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週金曜27時~)が放送。お笑い賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~」(フジテレビ系)の「グランプリファイナル」への出場を果たした三四郎が、その舞台裏を明かした。
THE SECONDの舞台裏を明かした三四郎・小宮(左)と相田(右)
結成16年以上の漫才師の賞レース「THE SECOND」初代チャンピオンに輝いたのは、ギャロップ。三四郎はマシンガンズと準決勝で対決し、惜しくも敗退。決勝戦へ勝ち進んだマシンガンズは、ギャロップと激突していた。
小宮:「THE SECOND」は「M-1」とかと違って、負けたら舞台袖の方に出演者が集まるんだよね。
相田:うん。
小宮:それで、「僕らに勝ったからには、優勝してくださいよ」みたいなことを言い合って。
相田:応援みたいな感じでね。
小宮:だけど決勝戦を前にして、マシンガンズさんが「(3本目の)ネタ、どうしよう。小宮、ネタどうすればいいの?」って言っていたから、「僕ら、そんな人に負けたの?」って(笑)
相田:本当にネタが無いんだよね。
小宮:ネタも「覚えられない」って親指のところに書いていたし。
相田:ハハハ(笑)
小宮:「頑張ってください」って決勝戦に送り出したんだけど、マシンガンズさんのネタはバカスカとウケて。
相田:うん、ウケたね~。
小宮:スピードワゴンさん、超新塾さん、金属バットと、「ここだけの話、絶対優勝ですよ。あんなウケかた、ヤバいよ」って。
そんな感じで僕らずっと喋っていたから、ギャロップさんのネタを集中して見なくて、あんまりウケてないように聞こえたの。今、思えば。“今、思えば”は、全部の伏線だけど。あんなネタ、負けるに決まってるんだよ。「ネタ、どうしよう」って言ってる人が、勝てるわけがないんだから。
相田:ハハハハハ(笑)
小宮:(決勝戦を終えた)マシンガンズさんに「これ、いけますよ。絶対に」って、みんなで写真を撮ったり、「優勝者のコメント考えたほうがいいですよ」って言ったりして。
マシンガンズの西堀さんも涙ぐんで、「ウケた? え、マジで? 泣いちゃうかも……」って。そりゃね、想いがあるからしょうがない。
相田:そうね。
小宮:結果発表で、マシンガンズさんに「ようし! 行ってこい!」って送り出して。
相田:みんなでね。
小宮:軽く半ベソぐらいの感じで舞台に行って、246点ね。「なんなのアイツら。かつがされた……」って。
相田:俺たちもビックリしたよね。得点発表。
小宮:急にみんな、神輿から手を放して。マシンガンズさんが落ちていった。
相田:「痛いよ、おい!」って、なってたもん。
小宮:僕らも意地悪で「絶対行きましたよ!」って言ってたわけじゃないんだよ。本当にウケたからさ。
まあ、家に帰って、ちゃんとギャロップさんのネタを見返したら、大敗で間違いないんだけど(笑)。
相田:俺らはマシンガンズさんとの付き合いもあって、ファミリー補正とかもあるしね。あと、俺らに勝ったのもあるしね。
小宮:そうそうそう。
マシンガンズが優勝すると思い込み、全員でおだて上げてしまったという小宮。結果は、マシンガンズが「246点」、ギャロップが「276点」と大敗してしまったため、全員がすぐにマシンガンズという神輿から手を放したと表現し、笑いを誘っていた。
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