辛坊治郎が7月13日(木)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。警察庁が13日、高速道路におけるトラックの速度規制引き上げを発表したことに関し、「官民挙げて日本の自動ブレーキをつぶしてきた役所が何を言ってんだ」と批判した。

トラック 高速道路の速度規制引き上げ検討「その前に自動ブレー...の画像はこちら >>

※イメージ

警察庁は13日、高速道路におけるトラックの速度規制について時速80キロから引き上げることを検討すると発表した。働き方改革の影響や人手不足から、物流が滞ることが懸念される「2024年問題」に対応するためだという。

このニュースについて辛坊は、まず現行の速度規制が時速80キロである背景について解説。過去に渋滞最後尾や、故障で路肩に止まっているなど車に、大型トラックやバスが追突する事故が度々発生したことに言及。

続けて、今回の速度引き上げについて「トラックのドライバーさんがいないんで、とにかく長時間労働を減らすためには、スピードを2割5分上げて、(時速)100キロにしたら労働時間が減るだろう」という狙いが当局にあると指摘。

その上で「ひとつ、是非申し上げたいのは、官民挙げて日本の自動ブレーキをつぶしてきた役所が、何を言ってんだと。世界、ヨーロッパなんか商用車の自動ブレーキなんか当然だからね。今、義務化されてますから。そうしたら、まず止まっている車に突っ込まないからね」と、日本のトラックやバスに自動ブレーキの導入が遅れている要因について批判した。

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