ニッポン放送・箱崎みどりアナウンサーが「中延商店街」(東京・品川区)を訪れ、料理道具店の「旨みが逃げない」のすごさを体感した。
「九雲」の小宮山オーナー(右)と箱崎みどりアナウンサー(左)とお店の象徴であるリクガメの梅ちゃん
ニッポン放送の商店街中継コーナー「ニッポン放送 商店街の魅力届け隊!」では、7月24日(月)~30日(日)の1週間にわたって関東各所の商店街にレポーターが出かけ、商店街の歴史、特徴、名物など、各地の活気ある商店街の魅力を届けているが、4日目となる27日(木)は、東急池上線・荏原中延駅と東急大井町線・中延駅を結ぶ中延商店街を箱崎アナが訪問した。

中延商店街はなかのぶスキップロードとも呼ばれる
中延商店街は、その原型となる商店街が1927年(昭和2年)にできた。関東大震災後に中延に移転した「清水屋金物店」など、歴史ある店舗が点在している。池上線が開通して荏原中延駅が開業すると、竹やぶの中の一本の道沿いに商店が自然発生的に建ったという。現在は屋根が半透明のアーケードになっているので直射日光は浴びないが、自然光が差し込んできて明るい商店街となっている。

中延商店街は屋根付きのため、雨天時でも買い物がしやすい
箱崎アナは、関東大震災後から続く老舗店から2019年開業の店舗まで、様々な店舗の方々とふれ合ったが、中継には、料理道具の店「九雲(QUMO)」の小宮山オーナーが出演。九雲は2019年10月開業と、比較的新しい店舗。都内の商店街を色々とリサーチした結果、出身高校の近所でなじみの深い中延商店街に出店することに決めたという。

九雲には様々なこだわりの料理道具が並ぶ
九雲は、「和食の文化を家庭の料理で残していく」という想いで作っている料理道具のブランドであり、プロ用ではなく自宅のキッチンで使用することを想定された商品が並んでいる。オンラインショップも展開されているが、実店舗ではテストキッチンで実際に料理道具を試してから購入することができる。今回の中継で箱崎アナは、旨みが逃げない鉄のフライパンで小松菜を炒めて試食した。

旨みが逃げない鉄のフライパンで小松菜を炒める箱崎みどりアナウンサー
鉄を叩いて作る打ち出し製法によるフライパンで、油なじみが良くて育つのがとても早い。日頃の手入れが難しいと思われがちな鉄製のフライパンだが、このフライパンは非常に簡単だという。

旨みが凝縮された小松菜はシャキシャキで絶品
小松菜炒めを試食した箱崎アナは「鉄のフライパンで炒めると小松菜の水分が流れないので、旨みを楽しむことができる。料理道具の力を感じます」と語った。中継の最後にスタジオの垣花正は「さすが、入れるべき要素を全部入れてきっちり中継15秒前に終える箱崎みどりさん、見事なお手前でございました! 」と箱崎アナを褒めた。これを受けた箱崎アナは「フライパン、買って帰りまーす! 」と返し、鉄のフライパンを購入してスタジオに戻った。
- 料理道具店「九雲」のロゴは富士山とコンロがモチーフ
- 「九雲」の小宮山オーナー(右)と箱崎みどりアナウンサー(左)とお店の象徴であるリクガメの梅ちゃん
- 中延商店街はなかのぶスキップロードとも呼ばれる
- 中延商店街は屋根付きのため、雨天時でも買い物がしやすい
- 九雲には様々なこだわりの料理道具が並ぶ
- 旨みが逃げない鉄のフライパンで小松菜を炒める箱崎みどりアナウンサー
- 鉄のフライパンの説明を受ける箱崎みどりアナウンサー
- 鉄のフライパンをレポートする箱崎みどりアナウンサー
- 旨みが凝縮された小松菜はシャキシャキで絶品
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