あなたの朝がいつもイイ朝でありますようにニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。8月1日放送分のテーマは「橋の歴史」です。

橋の「入口と出口」を見分ける方法って何?の画像はこちら >>

※画像はイメージです

はるか昔に偶然、谷や川をまたぐように倒れた大きな木の上を、動物たちが渡っていました。それを見た人々は「倒れた木を利用すれば、向こう側に渡れる」と気付きます。

しかし、都合よく大きな木が倒れているとは限らないので、人間は自分たちで木を切り倒し、谷や川に架けるようになりました。これが「橋」の始まりとされています。

植物の茎や繊維などでロープを拵えるようになると、それを何本も組み合わせて橋をつくりました。これが「吊り橋」の始まりと言われます。技術の進化とともに、橋もどんどん進化していきます。

ちなみに、橋の欄干には橋の名前が書かれていることがあります。「橋名板」と言いますが、漢字・ひらがなの2種類があります。これは橋の入口と出口を示しており、「入口には漢字・出口にはひらがな」を書くそうです。

正式には「入口・出口」というよりも、「道路の起点側・終点側」という意味があるのだとか。

また、橋の名前をひらがなで書く場合、「●●ばし」ではなく「はし」になっている場所もあります。

「川が濁らないように」という意味が込められていることから、濁点をつけていないそうです。

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