キャスターの辛坊治郎が10月19日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。岸田文雄首相が23日に行う所信表明演説で「検討」を表明するとみられる、一般ドライバーが個人として自家用車に有料で利用者を乗せる「ライドシェアの導入」を巡り、「実態に合わせようとしているのではないか。

日本は干支一回り遅れている」と指摘した。

岸田首相「ライドシェアの導入検討」表明へ 実態を“追認”か ...の画像はこちら >>

※イメージ

岸田文雄首相が23日に行う所信表明演説で、一般ドライバーが個人として自家用車に有料で利用者を乗せる「ライドシェアの導入の検討」を表明することが明らかになった。また所信表明演説では、減税を念頭に税収の増加分の一部を国民に還元することを強調し、与党税制調査会に具体策な検討を指示するとみられる。

辛坊)アメリカでは13年前から導入されています。ですから、日本は干支一回り遅れています。この20~30年、日本がありとあらゆる分野で世界から取り残されている、その1つの象徴的なものだという気がします。

タクシーの運転手不足を背景に、運賃の徴収はできないが、ガソリン代や高速料金などを乗った人数で割るという実質的なライドシェアは、既にインターネット上で始まっています。岸田文雄首相による「ライドシェアの導入の検討」の表明は、このように実態が先行しているので、そろそろ実態に合わせようとしているのではないでしょうか。

それにしても、日本でこの13年もライドシェアが普及してこなかった理由は謎です。

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