11月1日(水)、伊集院光がパーソナリティを務めるラジオ番組「伊集院光のタネ」(ニッポン放送・毎週火曜~金曜 17時30分~18時)が放送。ピン芸人・つぶやきシローが、1990年代のバラエティ番組『ボキャブラ天国』(フジテレビ系)に出演していた頃のエピソードを明かした。

伊集院光も苦笑 『ボキャブラ天国』でネタを忘れたつぶやきシロ...の画像はこちら >>

※イメージ

この番組では、ホームページ上に様々なテーマを掲載して募集を呼びかけている。今回はその中から、『落とし物拾い物』というテーマをピックアップして進行した。

通常、“番組日替わりパートナー”としてアナウンサーを迎えているこの番組だが、今回は、つぶやきシローがパートナーとして登場。リスナーから届いたお便りを紹介する前に、まず伊集院は、つぶやきシローのエピソードについて尋ねた。

伊集院:(『落とし物拾い物』に関するエピソードで)何かある?

つぶやきシロー:僕は、拾うより落とす方が多いんですよね。なくす方が多いです。

伊集院:なくす方が多い。え、例えば?

つぶやきシロー:すっごい前なんですけど、一番強烈に覚えてるのが、電車に置き忘れちゃったっていうのがありまして……。

伊集院:ほう。

つぶやきシロー:しかも、ネタが書いてあるものを。当時『ボキャブラ天国』で(披露するネタを)徹夜で作ってて。収録現場に向かう途中の電車で、ちょっと寝ちゃったんですよね。

(荷物を)上の網棚に置いていて……。

伊集院:それは、カバンとかに入れて?

つぶやきシロー:カバンに入れて、置いておいて。駅に着いて、「あっ、降りなきゃ!」って思って自分だけ降りちゃって。降りたときには荷物がなくて、結果戻ってこなくて……。とりあえず、思い出しながら現場に行って……。でも、2~3コのネタしか覚えてないもんなんですよね。

伊集院:いいのがあったはずなのに?

つぶやきシロー:自分の中でもボツのネタしか思い出せなくて。

伊集院:(笑)

つぶやきシロー:でも、それで、「どうしよう、どうしよう……」って思ってやったネタで、(番組内でのランキングで)1位を取らせてもらって。分かんないもんだな~と思って。

伊集院:本来だったらもっと面白いネタが、忘れ物でどっかいっちゃって。「あんまり面白くないネタしか思い出せないや」って……。

つぶやきシロー:……ってなって、やってみたら、意外と評価が良くて。

歌手が、「この歌、1時間でできたんだよね」「そういうのに限って売れるんだよね」みたいな。

伊集院:ゴダイゴの『銀河鉄道999』は数時間でできたみたいな話もあったけど、そんないいものと一緒にしない方がいいと思うんだよね(笑)

つぶやきシロー:あ、はい、すいません(笑)

『ボキャブラ天国』では複数の芸人がネタを披露していたが、そのネタを電車に置き忘れるというハプニングがあったとのこと。その話をヒット曲の誕生秘話に結びつけて話したつぶやきシローだったが、そこまでの逸話とは言えない内容だったためか、伊集院からツッコミを受けていた。

さらに、番組中はリスナーから寄せられたお便りを次々と紹介。思いがけない落とし物に遭遇したエピソードなど、様々な内容を紹介して盛り上がっていた。

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