受験生を“みんな“で応援!『おうえんしナイト』
全国の受験生を応援するために、受験や教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスと一緒に様々な情報をWebコンテンツとして発信していく企画です。
全国の受験生を応援する『おうえんしナイト』。
――こちらの記事が掲載する時点ではさらに取材した大学は増えていますが、『おうえんしナイト』の開始から18校目までの受験生へのメッセージを振り返っていければと思います。また、最後にすべてのメッセージの中から、特に心に響いたものとして寺内賞と小林賞を決めていただきます。
寺内:もうそんなに行ったんだ!
小林:確かにそろそろ振り返ってみてもいいよね。
――まずは記念すべき1回目のデジタルハリウッド大学になります。
※右手前:白川晴茜さん 右奥:鳥丸陽一さん
寺内:うわ、懐かしい!
――白川さんのメッセージがこちらです。
「私が大学に入って感じたのは、『大学に入るのがゴールじゃない』ってことです。その先にあるものを見据えて何がベストなのかを考えてみてください。私はデジタルハリウッド大学を選んで、今充実しているので、勉強することも大切だけど、先を見据えてワクワクしながら勉強できるといいと思います。」
寺内:素晴らしいことを言ってる! 初回で衝撃を受けたのを覚えています。僕が学生の時には「入るのがゴールじゃない。その先にあるものを見据えて」なんて言えなかったよ。
小林:でもさ、そもそもデジタルハリウッド大学って最初に行く大学だったかな(笑)?
寺内:まあ、俗にいう一般的な大学ではないかもね(笑)。でも、デジタルハリウッド大学だからこそ、こんなにモチベーションが高いんだ、と思った記憶がある。
小林:昨今は「学力に合わせてできるだけ良い大学入りましょう」みたいなニュアンスがあるじゃない? でも、そうではない考えを持っている人が増えてきているな、という印象は受けたよね。
――次は烏丸さんです。
「僕が受験生の時に周りにこういう尖った大学へ行く人がいなくて、一人で受験するって感じたんですけども、その中で『一人では抱え込むのは良くない』と思いました。受験生の皆さんも先生とか親とか周りの人にいろんなことを聞きながら、見ながら、自分の考えを広げていってほしいです。」
小林:やっぱり学生さんも「尖った大学」って思っているんだね(笑)。
寺内:めちゃくちゃお洒落な大学で、本当に初回に相応しい大学でした!
――次が神田外語大学になります。
※左:田村悠人さん 右:山中梨々花さん
――田村さんのメッセージです。
「僕は受験の時に、親に『ここにしなさい』とか、『あの友達はこんないい大学行っている』とか、いろいろ言われてヘコむことがあったんですけど、そういう言葉に惑わされずに行きたいと思ったところに迷わず行ってほしいなと思います。」
寺内:説得力がある!
――山中さんです。
「私は特になりたいものとか夢とかなかったんですけど、『外国語を学びたい』という思いで受験に向き合って、大学に入ったら、学生服を着てた自分たちとは全然違う景色が見えたので、大学生活をモチベーションにして頑張ってほしいなと思いますね。」
小林:「学生服を着ていた自分とは違う景色」って、表現の仕方すごい!
寺内:良い言葉だね。
小林:でも、高校生で外国語を学びたいって気持ちがあるだけですごいよ。
寺内:田村さんはポルトガル語を専攻していて、Jリーグの通訳なりたいという学生だったよね。
小林:「サッカーが好きだけど、プロサッカー選手になれないなら何がしたいか?」 っていうところがポイントだよね。僕、スポーツがめっちゃ好きだけど、スポーツビジネスを支えている人が選手以外にたくさんいることなんて大人になってやっとわかったんだよ。
寺内:普通18歳までにそんなこと考えないよな。
小林:どれだけ賢い大学入っても、合わなくて辞めちゃう人だっているじゃん? だからこそ自分が入りたい大学に入るのがいいんだなって感じますよね。
寺内:結果、親御さんのためでもあるよね。
――次が帝塚山大学になります。
※左:岡谷愛莉さん 右:山本幹太さん
――岡谷さん。
「受験って個人戦って言われてるけど、一人だと『もう今日はいいや。明日にしよう』って誘惑に負けてしまいそうになることがありますよね。でも、周りに友達がいると『友達も勉強してるからやろう』って思えるし、受験本番は個人戦だけどそれ以外はグループでやるほうが私はモチベーションが上がったので、一人で自分を追い込むのでなく、友達とお互いを頼りにしながら頑張るのもいいと思います。」
――山本さんです。
「僕は高1の頃からオープンキャンパスに行って、そこで在学生のスタッフからいろいろな話が聞けて、パンフレットだけでは分からないことをたくさん知ることができました。だから様々な比較ができるので、どの大学でも在学生とぜひ話してみてください。」
寺内:山本さんは、正義感が強くて警察官を目指している「日本人とジャスティスのハーフ」の子だ(笑)。あとさ、インタビューしていると「受験は団体戦派」と「受験は個人戦派」の二派があるよね。
小林:団体戦の個人戦なんじゃない? 実際にやるのは個人戦だけど、高め合う部分では、団体戦の方が気持ちが盛り上がりますよってことで。
寺内:剣道とか柔道とかと一緒か! じゃあ「受験って柔道じゃないですか」って言い換えてもいいんだ(笑)。
――次が福岡女子学院大学です。
※左:中村円南さん 右:川東舞さん
――川東さん。
「えっと学生向けに言うと…やっぱり…自分が…その、大学に通ってる未来を考えながら、楽しい自分が描ける大学が一番いいと思うので…とにかく……」
寺内:ちょっと待って! 志半ばで眠っちゃった?
小林:遺言(笑)?
――中村さん。
「私も福岡女子学院大学おすすめなんです! 今の高校生はコロナのせいで活動が制限されて、やりたいことがあんまりできなかった高校生活だっただろうし、すごく勉強つらいと思うんですけど、大学に入ったら自由もたくさん増えてくるんで、『楽しい自由な大学生活』をイメージしながら頑張っていただければいいなって思ってます。」
寺内:福岡女子学院大学はめちゃくちゃアットホームだったよね。
小林:めっちゃ仲が良かった。「入った大学が好き」っていうのは良い選択できたってことだよね。
寺内:それにしても川東さんの言葉は響くよね。飾られてないもん(笑)。
小林:しゃべり出しの「えっと」がいい(笑)。大学を楽しんでいる感じがする。
寺内:受験生だった高校時代にコロナを経験していることも影響しているのかな?
小林:僕が高校生の時にコロナだったらって考えたら、おかしくなっちゃうよ。
寺内:それくらいメンタル崩れるよね。修学旅行行けないとか、部活動の大会中止とかさ。
小林:それなのになんで、ちゃんと大学行けんのよ?
寺内:本当に偉いよね。
――次が東邦音楽大学になります。
※左:福井里奈さん 右:須長仁季太さん
――福井さん。
「夢とか目標があってもなくても、今過ごしている時間をすごく大切に一瞬一瞬を過ごしていれば、いつかは良い方と出会えたり、自分にとっても、誰かにとっても、プラスになることがあると思うので、その時その時、一瞬一瞬を音楽だったりとか、勉強だったりとか、自分なりに一生懸命頑張っていけばいいんじゃないかなと思います。」
――須長さん。
「僕自身は『音大』という枠の中かもしれないですけど、自分が興味あることに対してどんなことでも挑戦した方がいいと思います。自分で『これをやらなければならない』とか、『何かをしないと』と思っちゃうと、だんだん嫌になってきちゃうので、自分で楽しくできるように、いろんなことに興味を持ってやっていけるといいのかなと。」
寺内: わあ、イケメンだ。 音大生からの意見だけれども「自分の興味のあること」として一般化できるよね。
小林:一瞬一瞬!
寺内:福井さんがこのコメント言ったらもう歌詞だよ。
小林:寺内さん、「サクソフォン」って言ったことある(笑)?
寺内:ないよ。
小林:大学で何を学んでいましたか?
寺内:一瞬一瞬のサクソフォン(笑)。
小林:かっこいい! 川東さんは自分自身の気持ちを、福井さんは繋がりとか、そういうことを言ってるよね。大学に入って良い出会いがあった人ってこれ言う人多いよね。
寺内:充実している証拠だよね。
小林:僕も芸人になって良かったのは繋がりの部分が大きいな。
寺内:一瞬一瞬の?
小林:一瞬一瞬一瞬の。
寺内:一個増やした(笑)。
――次は東京農業大学です。
※左から、山家さくらさん、畠山紗寧さん、不破百花さん、志田美紀さん
――山家さん。
「私自身がちょっとメンタル結構弱い方で、受験勉強で落ち込みそうな時とか『もう嫌だな』って思ってたんです。でも、親だったり、友達、塾、学校の先生とか、いろんな人に支えてもらってるなあっていうことを受験を通して感じたので、気持ちを強くもって望めばきっといい結果がでると思います。」
――畠山さん。
「自分自身が進路を決めるのが遅かったんで、とにかく詰め込まなきゃいけなくて……でもそういう人って結構いると思うんです。
でも、詰め込み過ぎると勉強が止まっちゃうんで、一日くらいは自分の好きなことをして息抜きした方が良い結果になると思います。」
――不破さん。
「私自身もそうだったんですけど、本当に一生懸命やったり、周りの人がいっぱい応援してくれたんですよ。あと私は『頑張って』っていうのが好きじゃないから、『頑張ってるね。いつも偉いね』って言ってあげたい。」
―― 志田さん。
「自分のやりたいことを見つけて、そこから勉強をしたらやる気も出るし、その先も楽しくなると思うので、まずはやりたいことを、なんとなくでも見つけてチャレンジしてみるのがいいかなと思います。」
寺内:寺内御殿の時だ! 小林さんが体調不良で欠席したのに、この日に限って学生4人だったんだよね。1対4だったから、メッセージ見ても分かる通り、普段よりも友達としゃべっている感じがするよね。
小林:確かに、ちょっとだけひらがな多いなって思った(笑)。
寺内:フランクにインタビューできた結果そうなっちゃった。
小林:普段、俺がちゃんと取材で進行している証拠だよ。流れを組み立てて、ここもう聞いたから、ここ繰り上げようとか色々考えて喋っているのに、いつもお前が勝手に変なことしゃべり始めるから時間が押したりするんだよ。
寺内:学科が同じ子たちで、本当に動物が好きで、海外に行ったりもしていたんだよ。
小林:「頑張ってるね、いつも偉いね」だって。やっぱり優しいんだな、農大って。
寺内:教授が「ペピーノ」くれたんだ。まだ日本でほぼ流通してない、農大でしか育ってない未知のフルーツ!
――茨城大学になります。
※左から、橋本彩さん、盛島琉那さん、舘野湧太さん
――盛島さん。
「今、とてもつらい状況にあると思うんですけども、大学に入ったら自分のやりたいことが今以上に楽しくできると思うので、何とか踏ん張って、無理せずに本番まで頑張っていただけたらなと思います。頑張れー!」
――舘野さん
「受験は数字との勝負なので、どうしても心が折れちゃうことってあると思います。でも自分が頑張っていることを知っているのは自分自身だから、落ち込んだ時にこそ自分で自分を励まして、そこからもう一歩踏み出してほしいです。頑張ってください!」
――橋本さん
「今、きっと孤独な戦いの最中だと思うんですけど、ストレスを溜め込むと良いことがないので愚痴を吐ける仲間、環境を見つけて『しんどいな』と思ったらすぐに吐き出して切り替られるようになるといいのかなって思います。頑張ってください!」
寺内:なんか、みんな応援しているね。「応援メッセージお願いします」ってお前が言ったからだろうな(笑)。
小林:俺が悪いね(笑)。結果、同じことを言わせてしまった。でも、みんな受験で辛かった思い出があるからだとも思う。
寺内:受験勉強を必死で頑張った子たちだったからね。橋本さんは「ほんとに人生1週目?」みたい人だったよね。だって受刑者の更生について研究しているんだよ?
小林:志のデカさが、板垣退助だよね(笑)。あと、ちょっと待ってください! 写真、ちょっと俺らふざけすぎだな(笑)。寺内さん「金玉2個」みたいなポーズしてるし。
寺内:僕、この時は「ペピーノ」にハマっている時なんで、東京農業大学のペピーノやってます(笑)。
小林:国立大学にこんな馬鹿2人入れちゃダメだよ。今度から写真を撮るときはちゃんとしよう!
――次は神戸芸術工科大学になります。
※左:樋口茜梨さん 右:畑中幸希さん
――畑中さん。
「自分が8月まで進路を決め切れなくても、ちゃんと志望校に来れて、今、充実しているので、本当に自分が何をやりたいのかを見極めて、絶対後悔しない道を選んでほしいなと思います。」
――樋口さん。
「私も同じようなことなんですけど、誰かに『ここに行け』って言われたからとか、そういうのではなくて、しっかり悩んで自分の好きなことを追求してもらったらと思います。浪人したくないから行きたい大学諦めて行ける大学を選ぶよりも、浪人してでも志望するところを目指すほうがいいのかなと思います。」
小林:後悔しない道を選んでほしいって2人とも言っているね。
寺内:やりたいことをやっている2人だからね。
小林:樋口さん、なかなかのパンチある子だったもんね。家で一人カラオケするんだよ(笑)。
寺内:しかも、飛び跳ねながら歌うって言ってた(笑)。
小林:実はさ、畑中君がめちゃくちゃ高校の時の友達に似ているんだよ。だから、すっげえ親近感があるの。あとさ、この写真はちょっと怖いよ。樋口さんが小さいのか、寺内がでかいのか(笑)。
寺内:同じ種族だとは思えない(笑)。
――次は群馬大学です。
※左:大里有佳さん 右:北爪美咲さん
――大里さん。
「『受験は団体戦』ってよく言われると思うんですけど、本当にそうだなって思う部分があって、本当に友達に支えられました。だから友達を大切にして『一人じゃない』って思ってもらいたいです。」
――北爪さん。
「今の時期だと、推薦の人たちは真っ只中だと思うので、スケジュール管理を頑張ってほしいと思います。あと『自分がなんでこの大学に入りたいのか』や『卒業した先に何があるのか』というのは、ちゃんと見据えてた上で大学に入って来て欲しいなと思います。」
小林:また出た! 「受験は個人戦ですか? 団体戦ですか?」って聞いて回ってどっちが多いのか調べましょう!
寺内:犬派猫派くらい割れるじゃない?
小林:でも、国立大学の医学部の子たちが「受験は団体戦」って言ってるからね。
寺内:「しゅんしゅんクリニックP」の直接の後輩がね(笑)。その方が受験は団体戦って言ってるってことは?
小林:団体戦です。
寺内:一歩リード!
小林:国立大学医学部は「受験オブ受験」だからね。
寺内:次は私の出身の東京学芸大学だ。あれ? 短っ(笑)。
※左:居倉優菜さん 右:伊波瑠音さん
――居倉さん。
「ぜひ最後まで諦めず頑張ってください。応援してます!」
――伊波さん。
「為せば成る! なんとかなる(笑)」
小林:短すぎない? 教育に興味がある人達だよね?
寺内:答案用紙返されて一言書いてあったら嬉しいでしょ? 長かったら読まないじゃん。これくらいが丁度いいんだよ!
小林:悲しいな。 俺が引き出してあげられなかった(笑)。
寺内:いや、思い出した。時間がなかったんだよ! 授業前のインタビューだったから急いで「最後に一言」って頼んだんだ。
小林:でもさ「為せば成る! 何とかなる(笑)」って(笑)。
寺内:まあ、最後笑っちゃダメだよね(笑)?
小林:我々の切り取り方が悪かった(笑)。失礼しました。
――次は東京家政学院大学です。
※左:大島さん 右:前原さん
――大島さん。
「私の学部は『絶対、管理栄養士の国家試験に受かろう』という情熱を持ってる人が沢山いて、先生方がしっかりとサポートをしてくださるので、すごく良い環境に身を置けていると思っています。そんな環境にいる自分を想像しながら、受験勉強を頑張ってほしいです。」
――前原さん。
「受験勉強はつらいと思うんですけど、あまり興味がない分野でも、理解すると楽しかったり、知ること自体が楽しかったりするので、つらいことの中に楽しさを見つけて頑張ってもらえたらいいなって思います。」
小林:管理栄養士の国家試験って難しいんだろうね。めちゃくちゃ頑張らなきゃいけないって言っていた気がする。
寺内:実習と課題も多いって言ってたよね。
小林:まだ受験勉強している最中ってことだよね。
寺内:前原さんのメッセージは自分自身のことを言っているんだと思う。
小林:あんまり興味湧かないな、と思ったけど、やってみたら楽しかったんだろうね。
寺内:辛いことの中に楽しさを見つけて……良いこと言っていますね。
小林:みんな「好きなことを勉強しているから楽しい」って言っているけど、どっかでギャップが生まれるんだよね。でも、そこでも「ちゃんとやったら楽しかったりするよ」って教えていただいている。勉強になりますね。
寺内:やりたいことだけではない現実だね。
小林:俺らも芸人なのに朝方に歌舞伎町の灰皿掃除させられたもんな。
寺内:ハトバスの中でちょっと喋った後、ショーパブで前説しておしぼり投げられたよ。
小林:やりたくてやってるんだけど、やりたくないこともあって、それも学びに繋がると。
――次が名古屋大学です。
※左:和山碧依さん 右:和山明梨さん
寺内:うわ! 天才双子!
――碧依さん。
「大学生活は本当に楽しいです。あとちょっと勉強を頑張れば楽しい大学生活が待っているので、今は一生懸命頑張ってほしいです。」
――明梨さん。
「大学生活は高校までと本当に全く違う環境で、私、今、あり得ないくらい充実しているんです。受験勉強は嫌なこともあるかもしれないですけど、そこを我慢して、受け入れて、やるしかないので、今は頑張っていただければと思います。」
寺内:西野カナのアップテンポの夏歌みたいなこと言ってる(笑)。
小林:名古屋大学の医学部に双子で入るってすごいよな。
寺内:「私、今、ありえないくらい充実しているんです」 こんなこと言えますか?
小林:言えない! 俺人生で一回も言ったことないもん(笑)。この二人はすぐ事務所入るべきだね。
寺内:周りが逃すわけがないよ。
――次は東京女子体育大学です。
※左:平林七奈子さん 右:那須杏里さん
――那須さん
「面接は、緊張すると思うんですけど、いろんな質問をあらかじめ考えて、それを練習してたからこそ、安心して面接を受けられたので、練習をたくさん積んで、肩の力を抜いて頑張ってほしいです。応援してます!」
――平林さん
「私もほぼ一緒なんですけど、やっぱり練習と準備が大事だと思ってます。あと、不安なことがあったら、事前に先生とか、大人の人に聞くのが一番だと思いますね。『受験が終わったら楽しいことが待ってるぞ』っていう気持ちで自分は頑張っていたので、そういう気持ちで頑張って欲しいです!」
寺内:体育大学ならではの実績と、面接の入試だったからこそのメッセージだよね。
小林:俺はスポーツしかやってきてなかったから一番共感できるんだよね。部活で良い推薦が来たら大学行こうと思っていたけど、そこまで行けなかったから、俺はスポーツ諦めたの。だから、この2人のことはわかる。結局フェンシングを頑張るんだよ。その結果、インターハイ優勝したって言ってたよね。
寺内:受験勉強は練習なんだ。
小林:マジで練習。大会でどこまでいけるかだから。
寺内:大会の成績が入試だ。そうそう、平林さんが僕に向かって突いてきたんですよ。しかも、この写真のまんまの笑顔で(笑)。ずずずって近づいて、気付いたらもう架空のフルールに突かれていた(笑)。
小林:この写真のお前の顔のが怖いよ!
寺内:その時の顔を表現してんの(笑)。
――次は東京都立大学になります。
※左から、鳴海美咲紀さん、竹野沙耶さん、池内優輝さん
――鳴海さん。
「1年間勉強を続けてからの一発勝負の入試はすごくストレスもかかるし、大変だと思うんですけど、高校と違って大学は自由度が高いし、全国のいろんなところから来た、いろんな人たちに出会えるので、すごく楽しいです。なので、ぜひ頑張ってほしいなって思います。」
――竹野さん。
「受験生は合格できるか不安な気持ちになってると思います。だけど、実際、私は6月に世界史30点だったけど、直前の模試で80点まで上げることができたので、頑張れば形になると思います。それに、受験は合格するかどうかだけじゃなくて『頑張る』という良い機会で、大人になるための第一歩なので、そこも含めて頑張ってほしいです。」
――池内さん
「今は、いろんな受験方法があります。自分のやりたいことに繋げる方法があるかもしれないので、しっかり調べて臨んで欲しいです。あと、どういう道で合格したとしても、本人たちが努力した結果だと思うので、受かったっていう話を聞いたらちゃんと褒めてあげて、一緒に喜んであげてほしいなって思います。」
寺内:特徴的な3人だったよね。法律を学ぶ学生と、中学校で八王子を研究していた学生と、哲学を意欲的に学んでいる学生。
小林:竹野さんのメッセージは四谷学院の人のメッセージみたい(笑)。
寺内:30点を80点まで。やる気スイッチを押してもらえたんだろうな(笑)。
小林:みんな楽しそうでしたよね。やりたいことをやっているって感じた。
寺内:言い方はそれぞれだけど、みんな自分の経験が反映されている気がするよね。
――次は岡山理科大学です。
小林:出た!
寺内:申し訳ないけど、この4人はメッセージというよりもね(笑)。
※左から、佐藤将英さん、竹中真美香さん、後藤希さん、小泉陽暉さん
――佐藤さん。
「中学から高校っていうのもひとつの転機で、高校生になると関わる人が増えて、すごく楽しいと思うんです。その分、大学受験に気持ちが向きにくいと思うんですけど、大学に入ったらその何倍も感動があるので、未来を見据えて頑張ってもらいたいですね。自分の知らない世界が広がるので。」
――竹中さん。
「私が強く言いたいのは『今が最高だ! と思えるのは自分次第』っていうことです。最初の一年間は意欲がなくて、適当に過ごしてたんですけど、そこから、挑戦して、いろんなチャンスを掴んだりして成長出来たんです。最初から気付けてなかったのが、後悔になってるので、頑張ってほしいです。」
――後藤さん。
「どこの大学に行ったとしても、行った先でどうなるかは、その人次第なので、辛いこともあると思うんですけど、自分がどう頑張ったかによって、将来の自分ができるので、頑張ってほしいです。」
―― 小泉さん。
「僕は、偏差値や、肩書きだけで行く大学を決めすぎない方がいいかなって思います。高校の時、ずっと国公立に行きたいっていう気持ちが強かったんですけど、実際、私立の大学通ってみて、楽しいことも多かったですし、入ることがすべてじゃなくて、その大学でどう過ごすかで充実感が違うので『何をしたいか』で決めるのが一番いいのかなと思います。」
小林:普段着バーテンダーと、コンビニ経営者と、女の子リーダー、そして最後が蟹食らいですね(笑)。
寺内:最後の最後に全部を持っていった、かに道楽の蟹食らいだね(笑)
小林:クラブイーターの回は是非、読んでほしい(笑)。ここが一番楽しかった。めっちゃ時間押した記憶あるもん。
寺内:最後の最後まで無難な回答してくれていた四年生の小泉さんが最後爆発するからね。ちょっとキャラが埋もれてしまう子がいてもいいかな、と思っていたら、竹中さんが振り直したんだよね。
小林:そこで『おうえんしナイト』史上、一番の盛り上がりがきた。メッセージの話じゃないんだけどね(笑)。
寺内:この4人はメッセージよりもクラブイーターだから(笑)。
小林:竹中さんがさ、自信のある子で「私レベルでも一番じゃなかった」みたいな言い方しててさ、やっぱり「私レベルでも」っていうぐらいモチベーションは絶対持っていた方がいいと思った記憶がある。
寺内:確かに日本人は謙遜に慣れちゃって自分を低く見積もるとこあるもんね。あと佐藤さんは一番面白かったからお笑い芸人になってほしい(笑)。
――次は多摩美術大学です。
※左:牧村晃志さん 右:髙崎李胡さん
――牧村さん。
「やりきることが大事だと思います。落ちても、受かっても、その後が大事だと思うので、未来に向けて頑張ってほしいです。」
――髙崎さん。
「私は、高校生から受験受験って感じだったので、受験を頑張りつつ、高校生活もしっかり楽しんで、両立していただければと思います。」
小林:絵が苦手でも美大に行けるって初めて知った回だった。
寺内:そういう人が言う「やりきることが大事」は説得力があるよね。
小林:髙崎さんはおしとやかそうな感じだったのに、ダンスのインストラクターやってるんだよ。この2人は美大って感じしたなー。
――続いて桜美林大学になります。
※左:岡本健寛さん 右:渡辺星南さん
寺内:うわ! 出た! パイロットと看守さん!
――岡本さん。
「大学受験は3~5教科を学ばないといけないので苦手な教科もあると思います。苦手教科はとっつきにくかったりするけれど、大学では『自分が選んだ自分の好きなこと』が専門的に学べます。学年が上がるにつれて、より専門的になっていくし、より深みが増して『将来これになりたい』という想いを強くできる場所だと思うので、もうしばらく辛抱して、大学生活でエンジョイしてもらえればと思います。」
――渡辺さん。
「大学受験はいろんな入試方法があるので、自分に合った入試方法を調べるのが大切だと思います。入学したら世界が変わるので、私みたいに『あまり航空は知らない、でも好き』って人でも、毎日、勉強をして、どんどん知っていくと、空港に行ったりするだけで『授業でやったあれだ!』みたいな感動が生まれたりして、本当に楽しいので頑張っていただきたいです。」
寺内:桜美林大学がまさかこんな大学だとは知らなかったよね。驚いたもん。
小林:本当に絵に描いたように爽やかなパイロットを目指す青年だったね。「将来これになりたい」史上一番でかくない?
寺内:パイロットだもんね。
小林:「ウルトラマンになりたい」みたいなニュアンスに近いじゃん。その夢をちゃんとリアルにしているっていう強さは尊敬だよ。
寺内:パイロットになりたいって子供の頃に言っても、ほとんどの人がパイロットになれないもんね。あと渡辺さん! 刑務官から管制官。ずっと何かを監視しときたいんだろうね(笑)。
小林:見守っていたいんだよ。私の目の届く所にずっとあってほしいんだよ(笑)。
寺内:試験が狭き門で大変だって言っていたよね。
小林:そりゃ管制官は全部英語よ? 難しいさ。でも、夢を追いかけるのはいつになっても遅くないって思ったよね。
寺内:渡辺さんは1回就職した後に入っているわけだからね。
小林:「自分にあった入試方法を調べるのが大切」って言葉も実践的だよね。
寺内:社会人を経験しているからこそ出た言葉だよ。本当に今はいろんな受験の仕方あるから事前に絶対調べた方がいいよ。
――最後に東京海洋大学になります。
左:濱田恭輔さん 右:松本真優さん
――濱田さん。
「自分は浪人したこともあって不安だったんですけど、1年浪人する価値があるくらい、この大学での生活は魅力があるので、ぜひ頑張ってほしいです。」
――松本さん。
「大学受験は人生において大きな分かれ目だと思うので、プレッシャーになると思うんですけど、大人になって年を重ねて、振り返ったときに『好きな自分』でいれるように、頑張って努力を続けてください。」
小林:年を「とる」って言わないんだよ? 「重ねる」だよ? 俺らでも重ねたことなんてないのに、もう重ねてんのよ(笑)。
寺内:濱田さんも面白い子だったよなー。
小林:海好きな子だよね。あとさ、また写真、俺、滑ってんじゃん。 恥ずかしい。魚やってる(笑)。
寺内:俺、魚辞めてる(笑)。俺のほうがハズい。
小林:松本さんはイルカを守るって言っていましたよね?
寺内:夢がイルカの調教師から、イルカを守る方に変わったんだよ。
小林:あと「マツモト」さんと「ハマダ」さんね!
寺内:最近2人揃うことないけど、この時ばかりは揃ったからね(笑)。
小林:やっぱ憧れますよ(笑)。
寺内:「自分が一番海好きだと思っていたけど、入ったらみんな海好きだった」って、僕らがNSCに入った時と同じ感想だよね。
小林:気持ちがすごく分かるわ。
――以上になります。改めてお二人が受験生に伝えるとしたら、どんなメッセージを送りますか?
小林:まず「やりたいことがあるかないか」で話が変わってくると思いました。好きなことを見つけるために行く大学と、好きなことをもっと深く知るための大学があって、そこでモチベーションも変わってくると思うんですよ。
寺内:それによって響くワードも変わりそうだね。
小林:大学生活の楽しさをニンジンにして走れるタイプの人と、自分のやりたい職業とかまで見えている人は大学がもうご褒美になっているという印象を受けましたね。
寺内:そんな中でも一番響いたメッセージがありました。
小林:何よ?
寺内:国立大学の厳しい受験を経てきたからこそ出てきた、東京学芸大学美術一年の井波さんの「為せば成る、何とかなる(笑)」です。
小林:何とかなる! へへへ(笑)。
寺内:へへへっていうのが素敵すぎる(笑)。
小林:「一瞬一瞬」も良かった!
寺内:音大の福井さん!
小林:おじさんから言わせてもらうと「若いんだから行けよ!」って思っちゃう。俺も20歳の時に好きだからってだけでお笑い芸人やっちゃったっていうのがあるので、好きな自分の理想像に向かって、どこまで行くか、そこの明るいものをニンジンにして走ってほしいなと思いますね。
寺内:お前の中の受験生はみんな馬なの(笑)? あと「えっと」から始まる福岡の川東さん! 「とにかく」の後を知りたい!
小林:この「とにかく」はダメ押しの「とにかく」だから(笑)。
寺内:それではここはあえて小林さん、まとめていただけますか?
小林:「一瞬一瞬を重ねて……とにかく(笑)」でお願いします。
寺内:全てが詰まったメッセージ!
――それでは最後に寺内賞と小林賞を決めてください。
寺内:寺内賞は東京農業大学・不破さんの「 頑張ってっていうの好きじゃないから。 頑張ってる、いつも偉いねって言ってあげたい」です! この言葉のみつるのポスター家にあった気がする(笑)。
小林:まじポエマーだよね。小林賞は、岡山理科大・竹中さんの「今が最高だと言えるのは自分次第」です! この言葉は大学のメンタルの授業で習ったって言ってましたよね。
寺内:素晴らしい言葉! それでは竹中さんと不破さんには「おうえんしナイト」特製オリジナル絵馬にコメントとサインを入れてお送りします!
寺内:おめでとうございます!
小林:おめでとうございます。
寺内:みんなに支えられて『おうえんしナイト』は続いているんだね。
小林:最後、ボケたりはしないんだ(笑)。
今後も、勉強の合間の息抜きや気分転換に使える情報や、実際に使える勉強法を実践していきますので、試してほしい勉強法や受験に役立つ情報などがありましたら、下記の特設サイトまでお寄せください。
次回は、東京都の勝負運が上がると言われる将門公を祀る神社「神田明神」へ取材してまいります。ご期待ください。
『おうえんしナイト』では頑張る受験生を応援すべく、リスナーの皆様からのご意見や情報を募集しております。ランパンプスの二人に取材してほしい“あなたの街のおすすめスポット”や“合格祈願にまつわるスポット”など受験生に役立つ情報を特設サイトまでお寄せください。