手ごろな価格で大画面を楽しめるAmazonの「Fire」タブレットの最大の難点は、Google Playストアが利用できないことだ。代わりにAmazonアプリストアが用意されているが、入手できるアプリは限られており、ジャンルによっては粗悪なアプリしか見つからないこともある。

ネット上にはGoogle PlayストアやAmazonアプリストア以外にもAndroidアプリを配布しているサイトは存在するので、ぜひ活用しよう。特にオススメなのが、「F-Droid」というサイトだ。ソースコードが公開されて誰でも派生版などを作れる「オープンソース」方式で開発されているアプリだけが集められているので、楽して広告収入を得るために作られた粗悪なアプリなどはほとんど無く、実用度の高いアプリが揃っているぞ。
F-Droidはブラウザから利用することもできるが、公式のアプリを導入しておけばアプリの更新などがスムーズに行えて便利だ。

F-Droid - Free and Open Source Android App Repository

標準のアプリストア以外で入手したアプリをインストールできるようにするために、あらかじめ設定画面の「セキュリティとプライバシー」で「不明ソースからのアプリ」をONにしておこう。

F-Droidのサイトにアクセスしたら、「DOWNLOAD F-DROID」をタップして、確認メッセージで「OK」を押して、F-Droid公式アプリのパッケージファイルをダウンロードしよう。

ダウンロード完了通知をタップするなどしてダウンロードしたファイルを開くと、このような確認画面が表示され、「インストール」を押せばインストールが実行される。
ダウンロード完了通知を消してしまった場合などは、「ドキュメント」アプリを開いて「ローカルストレージ」の「Download」フォルダ内を探そう。

F-Droid公式アプリを起動すると、このような画面が表示される。

右下の虫眼鏡のアイコンからキーワード検索画面に進めるぞ。

インストールしたいアプリの詳細画面で「インストール」を押せばパッケージファイルがダウンロードされ、インストールの確認画面が表示される。