いつもは楽観主義者な私も、月に一度だけ、ブチ切れまくりのおそろしいアラサーになってる時があります。怒りをあらわにしているか、涙を流して悲しみにひたりまくっているか、いや、そのどちらもでしょう。


生理が来るってことは、排卵の周期がきちんとあって……と喜ばしいはずのものですが、この時期はやっぱりつらい。ホルモンの影響で精神のウェーブが急降下。おまけに体調も思うようにならず、さらにイライラ。

そんな生理前に起こる不快感を、PMS(月経前症候群)と呼び、なんと20~30歳代女性の90%以上の人が感じているのだとか。

毎月のことだからこそ、できるだけうまく付き合っていきたいものですよね。そこで今回は、私が実践している対処法をご紹介したいと思います。

1:無理に明るくしようとしないPMS(月経前症候群)になると、信じられないほど消極的になり、「私は最低の女だ」と自分自身を攻め立てたくなります。

その一方で、怒りのレベルもピークに。満員電車に乗れば、隣のおじさんへ舌打ちするのをこらえきれない衝動にかられる。それは、当の本人ですら「私どうしちゃったの?」と驚いてしまうようなありさまです。

でも、仕方ない。だってこれ、全部ホルモンのせいなんですから。


「こんなんじゃだめ!」と思い始めると、余計ストレスになります。そんなときは、「私のせいじゃないもん。ホルモンバランスが乱れているんだわ」と開き直り、感情をコントロールするのはやめましょう。

頭に浮かんでくる消極的な考えは、できるだけ受け流すようにし、楽しいことを考えたり、好きな映画を見てハッピーな気分でいられるように心がけて。このときばかりは、自分を甘やかしてあげましょう。

2:彼氏には事前に伝えておく彼氏と会えば、いつもは楽しいデートも、喧嘩に発展しそうな嫌味の言葉が止まらず、「な、なんかいつもと違うね? どうしたの」と、ひかれまくりの私。

月に1度の喧嘩の日は、決まっていつも同じタイミング。

さすがに相手も気づいたのか、しまいには生理日を聞いてくる始末。そんな人ならいいけれど「なんだこの女、二重人格か!?」とも思われかねません。

そんな勘違いをさけるために、前もってPMS(月経前症候群)について伝えておくと良いでしょう。彼がよくわかっていなければ、ウィキペディアなどのPMS(月経前症候群)のページを見せると効果的。

その時期は、彼氏に連絡をとらないほうがいいときも。
「なんか今日、イライラ度MAX来てるわ~チェッ」と思ったら、家でじっと台風が過ぎるのを待つかのように、おとなしくしていましょう。

そういうときに、喧嘩をふっかけても悪化するだけなのは、私が経験済みですから(苦笑)。

3:試せるものはどんどんやってみるそれでもPMS(月経前症候群)がつらいという人は、思いつく限りのことを試してみましょう。症状を軽減してくれる、サプリメントや漢方薬を飲んだり、食生活を改善させることも効果があるようです。

仕事にいけないほどつらい……なんていう人は、PMS(月経前症候群)の専門医に相談するのもいいでしょう。

完ぺき主義な女性ほど、PMS(月経前症候群)になりやすく、それがストレスになってしまうそうです。このときばかりは、完ぺきを目指すのはやめて、自分にやさしくしてあげましょう。

いつも通りできなくても、頑張っている自分をほめて、ごほうびに大好物のお菓子をいただきましょう。

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