近年、バリ島には世界中から移住者が増えています。気候や治安の良さ、物価の安さなどに加えて、その神秘性が魅力になっているようです。


そして、外国人移住者が増えた影響で、国際カップルも頻繁に見かけるようになりました。バリの女性はエキゾチックな顔立ちと引き締まったボディで、欧米系の男性にも人気があります。

しかし、バリの女性がモテるのにはそれ以外にも何か秘密がありそうです。

欧米の男性にモテるバリ島の女性

欧米の男性には、自己主張ができて社会性があって、イキイキと輝く、アンジェリーナ・ジョリーのような女性が人気があると思っていました。

ついでにいうと、ダイナミックボディで肉感的でセクシーな女性を好むのだとも。しかし、アジア人をチョイスする欧米人男性に関しては「少し違うのかも」と思ってしまいます。

では、彼らはバリ島の女性のどこにひかれているのでしょうか?

彼女たちの特徴から、探ってみたいと思います。

アジア女性の魅力とは?わたしの友人に、ヨーロッパからバリ島に移住してレストランを経営している男性がいます。

彼もバリ島の女性と付き合っていますが、以前は自国の女性と付き合っていました。特にアジアの女性が好きというわけではないようです。

それでも、今の彼女とは結婚も考えていると言います。なぜ、そこまで彼女にひかれているのでしょう?

(ちなみに、彼はアラサーのイケメンなので、いわゆるアジア女性目当ての年配男性というわけではありません)

彼女の行動や印象をまとめてみました。


・あまりしゃべらない

・とても細身

・我慢強い

・怒らない

・自己主張をあまりしない

・アルコールを飲まない

・よく掃除をしている

・人前でイチャイチャしない

「なんと消極的なことよ……」と嘆きたくなりますが、これらの特徴は他のバリ島女性にも当てはまるものです。

まるで堪え忍ぶ母のような女性たちですね。女性は家庭を守り、子を育て、お供え物をするという、古典的な女性像そのものです。

実際、バリ島の女性の社会進出は進んでいるとは言えません。だからといって、女性たちが抑圧されているかといえばそうでもありません。

むしろ明るく、とてもオープンです。

ここでは、日々の宗教行事の中で、自然とジェンダーの棲み分けができてきたのでしょう。

まったく欧米スレしていないありのままの女性の姿は、欧米男性にはとても新鮮で魅力的に映るのかもしれません。

女らしさって何だっけ?

男性に依存するような女性は、日本では軽視される傾向があります。女性だって自分の道を切り開く権利があるし、男性に頼り切りになる必要はありません。

でも、男性を立てることと男性に依存することは、まったく別の話です。

誰かを立てるって、実はとても難しいこと。


プライドのある女性は、誰かの影に隠れていようと、どんなに地味な仕事を任されようとも、心がブレません。

そんな秘めた芯の強さがあるからこそ、男性はひかれ、「ともに家庭を築きたい」と感じるのかもしれません。

古風なジェンダーイメージに縛られる必要はありません。今は「女らしさ」さえもわかりにくい時代です。

でも、だからこそ、改めて女らしさについて、考えてみませんか?

男が女に「女らしさ」を求めないというのも、それはそれで寂しい。

そう思うのは、わたしだけでしょうか?

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