『Marvels・ウェイストランダーズ』は6シーズンで構成されているシリーズで、AudibleとMarvel・エンターテイメントの初のコラボレーション作品。
――諸星さんにとってヒーローとは、どんな存在ですか?
諸星:以前、家族で『ワンダーウーマン』を観に行ったことがありますが、あまりのかっこよさに衝撃を受けたのを覚えています。それまで女性ヒーローが活躍する作品をあまり知らなかったので、その強く美しい姿が印象的でした。私より母が感動していて、「ワンダーウーマンになりたい」と、その後何週間か筋トレを頑張っていました(笑)
――リサ・カートライト役を演じた感想を教えてください。
諸星:「私で大丈夫だろうか……」と不安になるほど、これまで演じたことのないタイプの役柄でした。
――聴き所を教えてください。
諸星:リサは相手によって話し方の雰囲気や声のトーンがよく変わる役なので、その違いも面白いポイントかなと思います。ジョーダンと話すときとブラック・ウィドウと話すときの違い、ブラック・ウィドウと出会ったときと、距離が近づいていってからの違い、仕事をしているときとプライベートのときの違いなど、リサの立場の変化や揺れ動く感情を声で感じていただけたら嬉しいです。
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――収録でのエピソードを教えてください。
諸星:はじめの頃はジョーダン役の下野さんと一緒に収録させていただいていました。収録の際に気を抜くと自分が今どこを読んでいるのかわからなくなったり、タイミングがずれて置いて行かれたりしてしまったりして、ふたりで「これはちょっと大変だね。頑張ろうね」と励まし合っていました。特にジョーダンは早口で捲し立てるように長台詞を言うシーンが多く、「下野さん息できているかなぁ」と心配になりながら収録していました。
――Audibleならではの魅力や将来性を教えてください。
諸星:お芝居をしながら感じていましたが、聴覚のみの世界だからこそ、感覚がすごく刺激されました。どんな場所で、どんな姿で、どんな表情でいるのか、体や目線の動き、相手との距離感はどのくらいか、暑いのか寒いのか、匂いや味はどんな感じか、など、自分なりの想像力で作品の世界を創り上げることができるのが魅力だと思います。
――今後Audibleで、どんなジャンルや作品に参加してみたいですか?
諸星:音声のみだと繊細な声の表現が最もわかりやすいと思うので、物語の朗読などをやってみたいですね。あとは学生時代、自分で教科書を読み上げて録音して、それを移動中に聴いて勉強したりもしていたので、学生さん達の役に立てるような勉強系のものも面白いかなと思います。
――最後に、ファンの方へメッセージをお願いいたします。
諸星:物語の素晴らしさはもちろん、感覚を刺激され、想像力を掻き立てられるような、Audibleならではの魅力が詰まっている作品です。
『Marvels・ウェイストランダーズ』は日本語、フランス語、ドイツ語、ヒンディー語、イタリア語でAudibleから世界同時配信され、それぞれの言語で豪華なキャストを起用し、没入感あるオーディオ・エンターテインメントを楽しめる。
諸星すみれが演じるリサ・カートライトが活躍する『Marvels・ウェイストランダーズ:ブラック・ウィドウ』日本語版は、本日11月8日(水)から配信される。