「海外にアニメカルチャーを広げたい」というコンセプトのもと、高品質で世界基準のアニメ作品を日本をはじめとして世界にも打ち出していくアニメ枠・フジテレビ「+Ultra」にて2024年1月10日より放送されるアニメ『メタリックルージュ』の追加キャスト情報と、放送に先駆けノンクレジットOP&ノンクレジットED映像が公開された! 早速チェックしていこう。

『メタリックルージュ』は、設立25周年を迎えるボンズが出渕裕と送る最新オリジナルアニメーション。
主人公である人造人間の少女・ルジュが変身して戦うバトルアクション作品だ。
人造人間の少女・ルジュは、バディのナオミと共に、”政府に敵対する9人の人造人間の殺害” の任務を受ける。人造人間の少女・ルジュの戦いの物語 ”テック・ノワールSF” が幕を開ける――!

ボンズと出渕裕が手を組むのは『ラーゼフォン』以来、19年ぶり。今作の監督は『キャロル&チューズデイ』『スーパー・クルックス』の堀元宣、キャラクターデザインは『カウボーイビバップ』『血界戦線』の川元利浩が担当するなど、最高峰のスタッフが結集し、壮大なテック・ノワールSFを作り上げる。

このたび本作の追加キャストが公開に。
ルジュに興味を持つ正体不明の仮面の男・人形遣い師役を家中宏、人形遣い師に仕え忠誠を誓うオペラ役を伊瀬茉莉也、ルジュが出会う双子の姉弟アエス-アリス・マキアス役を津田美波、インモータルナインの一人で灰色のグラディエーターに変身するグラウフォン・ベルグ役を安元洋貴、ルジュの妹を名乗る謎の少女シアン役を白石晴香、インモータルナインを生み出したひとりでネアン達を人間のように接していたエヴァ・クリステラ役を日笠陽子、インモータルナインを生み出したネアンの創造主でルジュの生みの親でもあるロイ・ユングハルト役を下山吉光が演じる。


そして、2024年1月10日からの初回放送に先駆けて、由薫によるオープニング・テーマ『Rouge』と、ダズビーによるエンディング・テーマ『Scarlet』のノンクレジット映像が公開となった。
オープニング映像はルジュとナオミふたりがそれぞれ過ごす姿から始まり、ネアンの姿やルジュの変身する姿が映し出された後、サビからはグラディエーターが戦う姿が次々と描かれ、最後はルジュとナオミが仲良く戯れる姿が描かれている。
また、エンディング映像はルジュとナオミ、そしてメッセージバードが様々な場所を歩いていく姿が描かれている。

さらにTVアニメ『メタリックルージュ』先行上映会が新宿ピカデリーにて1月7日に開催された。
ルジュ・レッドスター役の宮本侑芽、ナオミ・オルトマン役の黒沢ともよ、ジャロン・フェイト役の吉野裕行が登壇し、作品の内容についてたくさん話し、大盛り上がりのイベントの模様もお届けしよう!

☆追加キャストやOPED場面カット<イベントの様子をチェックする(写真29点)>>>

(C)BONES・出渕裕/Project Rouge

【新宿ピカデリー 1/7開催TVアニメ『メタリックルージュ』先行上映会イベントレポート】
東京・新宿ピカデリーにて1月7日(日)に開催したTVアニメ『メタリックルージュ』先行上映会。本編を第1話~第2話を上映し、その後ルジュ・レッドスター役宮本侑芽さん、ナオミ・オルトマン役黒沢ともよさん、ジャロン・フェイト役吉野裕行さんが登壇し、会場を盛り上げた。


TVアニメの放送直前となる1月7日(日)に、新宿ピカデリーにてTVアニメ『メタリックルージュ』の先行上映会が開催された

ボンズ25周年記念作品として、最高峰スタッフが結集し、壮大なテック・ノワールSFとして誕生した本作。
物語の序章となる第1話、第2話では、人造人間の少女・ルジュと、バディとなるナオミとの出会いや、火星で発生する謎の事件を追う物語が描かれ、壮大な世界観や、見応えのあるハイクオリティな映像、そしてグラディエーターに変身して戦う迫力あふれるバトルシーンなど、圧巻の映像が次々と展開した。

上映後、観客からの大きな拍手とともに、宮本侑芽さん(ルジュ・レッドスター役)、黒沢ともよさん(ナオミ・オルトマン役)、吉野裕行さん(ジャロン・フェイト役)が登壇し、作品についてのトークが行われた。

まずは、初お披露目となった本作の物語について、キャスト陣それぞれに本編の感想や注目ポイントを伺うことに。
宮本さんは「バトルアクションが凄くて、迫力があって重厚感のある作品。
作品に初めて触れた時に、シリアスな世界観を体験することに興奮を感じながら演じさせて頂きました」。
黒沢さんは「ルジュの可愛さがたまらないです。ルジュとナオミとは対照的な感じがあり、髪の色や服装、性格的にも正反対な雰囲気で描かれています。作中ではジャズなど音楽の要素も強く出ていて、色々なエッセンスが詰め込まれた世界観が面白いです」と語った。

吉野さんは「まだ1~2話の段階なので、お話しできることは少ないのですが、キャラクターがこの先もたくさん出てくるので、序盤では世界観を理解していただくような内容になっています。出渕裕さんの作品ということで、どんな仕上がりになるのか楽しみにしています」と、それぞれが作品の注目ポイントをアピール。


また、自身が演じるキャラクターについて特徴を伺うと、宮本さんは「ルジュは人造人間として生まれて間もない女の子で、そこまで感情を多く持ち合わせていないというキャラクターです。ナオミと出会うことで、色々な感情を見つけていくところが今後の魅力になっていくと思います。そんなところも楽しみにしていてください」とのこと。
黒沢さんは「ナオミはルジュを監視する役目があり、組織から派遣されてくるのですが、性格としては感情的なところがあるように見えつつも、まだ奥の部分が分からないようなミステリアスなキャラクターです。」、吉野さんは「序盤ではジャロンはまだ謎が多く、どこまで物語の中に関与してくるのか、組織のどの部分で動き回るのかなどが分からないので、今後楽しみに観ていただきたいです。」とキャラクターの魅力とともに好きなポイントを語りました。
ボンズ25周年×出渕裕『メタリックルージュ』/日笠陽子ら追加キャスト&映像公開!

さらに、イベントでは最新情報も公開となり、物語に登場する新キャラクターを演じる7名の追加キャストが一挙公開された。
キャスト陣にアフレコ時のエピソードを尋ねると、宮本さんからは「とても和気あいあいとしている印象です。」と感想が語られ、伊瀬茉莉也さんの写真集をキャスト陣で眺めて楽しんだ様子や、出渕さんから毎回トリュフパンの差し入れがあり、アフレコ現場がトリュフの香りで包まれたといった現場の様子も賑やかに語られた。


イベント最後には、キャスト陣よりファンへの感謝のメッセージが贈られ、先行上映会は大盛り上がりで幕を閉じた。

宮本さんは「お芝居を続ける中で、落ち込むタイミングが、丁度収録時に重なったことがあり、ナオミ役のともよちゃんに役としても助けて頂きました。ルジュと一緒に成長できていたらいいなと思いながら収録させていただきました。本編最後まで、ルジュとナオミのバディを楽しんでいただけたらと思います」と語られ、黒沢さんは「収録をしている時は、とてもにこやかに生きていたと感じていたのですが、実際に映像を観るとトーンの暗いシーンがたくさんありました。笑顔を作って突き進んでいく彼女を見ていると、そういえば収録していた数か月間は、少しだけイライラしていたり、少しだけ涙を我慢していたような思い出が浮かびました。そういう物語になったのだなと思いました。
ぜひ最後までご覧いただきたいです」とコメント。
吉野さんは「とにかく最後まで物語を観ていただきたいです。バトルとSFという要素だけではなく、人間と人間ならざる者が一緒に生きていくことは、将来的に自分たちにも起こってくるようなテーマにも感じられます。皆さんにもこの作品を楽しんで頂きたいです」と作品の魅力や見どころを各々が語り、イベントは幕を閉じた。

(C)BONES・出渕裕/Project Rouge