Vシネクスト『特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター』の本ポスター・本予告・ストーリーや新キャラクター・キャストが公開された。

2004年2月から2005年2月まで「スーパー戦隊シリーズ」の第28作としてテレビ朝日系で全50話放送された『特捜戦隊デカレンジャー』。

宇宙に多発する星間犯罪組織を取り締るために設立された銀河系宇宙警察・地球署を舞台に、選ばれし刑事たち、S.P.D――「スペシャルポリス・デカレンジャー」6人が、宇宙犯罪者アリエナイザーたちに立ち向かうストーリーで人気を博した。また2006年の日本SF大会では、スーパー戦隊シリーズでは初の「星雲賞」を受賞するなど、幅広い層からの高い支持を集めた。
2015年に『特捜戦隊デカレンジャー10YEARS AFTER』、2017年には『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』が制作されるなど放送終了後も根強い人気を集めている。

そして放送開始から20年を迎える2024年に『特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター』が完成!
イマドキの新人刑事・塁(長妻怜央:7ORDER)を加えたデカレンジャーは、妖艶なる爆破事件容疑者ラエンジョ(黒川芽以)を追いながら、銀河の麻薬王が遺した《大いなる計画》の謎に挑む。
健気な被害者少年マープル(声・福山潤)や植物園の主モクミス(川村文乃:アンジュルム)ら様々な異星人と交流しながら、宇宙の遥か彼方から四国・高知県に及ぶ大捜査網が展開する!

今回公開された本ポスターでは、プレミアデカレッドがドギー・クルーガーの愛刀ディーソードベガを構え、刃の部分にはバン、ホージー、セン、ジャスミン、ウメコ、テツ、そしてスワンの劇中カットが使用されTVシリーズから20年の成長した姿がお披露目されている。
さらに塁、モクミス、ラエンジョ、マープルの本作の新しいキャラクターやドギー・クルーガー、変身後のデカレンジャーたちも集合し、記念すべき20周年を祝す豪華でクールなポスターになっている。


本予告は、タイトルコートともにSPライセンスを提示し決めポーズからスタート。
見つめあうウメコとセンかと思いきや、大爆破事件が発生! 現場に駆けつけたセンたちは瓦礫の下からシルバーの髪と大きな青い目が印象的な小さなジウジッソ星人の子マープルと遭遇。「リモコン」を押すと爆発がおきることをマープルから聞き出すも……。
デカレンジャーはもう一人の目撃情報と言われる、剣を振り回す赤い着物のアリエナイザー、麻薬王タレワラーネの妻ラエンジョに襲われてしまう。そのデカレンジャーたちの前に現れたのは宇宙署にいったバンではなくプレミアモードのデカレッドて新人デカレンジャー江戸川塁。
塁はバンの後輩で、地球に残り捜査協力することになるもセンやホージーたちからは「あいつ今時なんだよな」「なんであんな若造にSP1ライセンスを?」とバンは仲間たちからも非難を浴びどこか寂しそうな表情を浮かべる。
バンは20年経って塁に世代交代してしまうのか!? それともバンの目的があるのか?

宇宙ではウメコが「私にしかできない捜査があるかもしれないでしょ」と言うもラエンジョと仲良く温泉に? ジャスミンもホージーに「ちょっとはみだし捜査だけど、この際御意」と後押ししおばあさんと対決!?
捜査は宇宙から高知にも広がり、高知の観光名所の一つともいわれる坂本龍馬像、高知のゆるキャラ「おとどちゃん」のマスコットも登場し本予告でも高知を舞台にしていることがわかる。
センとテツの前に現れた牧野植物園の学芸員モクミスは「私は警察が大っ嫌いなんだよ」とリドミハ星人の姿に。過去に何が……? 因縁からデカレンジャーの敵になるのか!?

デカレンジャーたちはマープル、ラエンジョ、モクミスと正体不明の新キャラクターたちに振り回されながら、またしてもバンとウメコの目の前で大きな爆発が起こり、事件はタレワラーネの計画でラエンジョの復讐!? なのか、地球署史上最悪の事件の行方はどうなるのか? お馴染み、スワンが用意するがデカマシンも登場し熾烈な戦いが繰り広げられる。
本予告のラストには銃撃の音とともに撃たれたのはウメコ!?「小梅さん!」とそこに現れたのは新人刑事の塁。先が読めないこの事件はどうなるのか!? 劇場で20周年のジェッジメントを刮目せよ!

今作の新キャラクター、麻薬王タレワラーネの妻ラエンジョとジウジッソ星人の子マープルのキャストには黒川芽以と福山潤が決定。
ラエンジョ役の黒川芽以は子役としてデビューし数多くの映画やテレビドラマで活躍、2003年には『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』にもゲスト出演している。

久々の東映特撮作品出演の今回、渡辺勝也監督とは1998年にレギュラー出演したメタルヒーローシリーズ『鉄腕探偵ロボタック』以来25年ぶりのタッグとなる。
今回はアリエナイザー役で、華麗な躍動感あるアクションを劇中で披露している。

マープルの声を担当する福山潤は『コードギアス 反逆のルルーシュ』ルルーシュ役、『吸血鬼すぐ死ぬ』ドラルク役、『おそ松さん』松野一松役、スーパー戦隊シリーズでは『烈車戦隊トッキュウジャー』ネロ男爵、初夏より配信となる仮面ライダーのアプリゲーム『ライドカメンズ』では高塔戴天役など様々なキャラクターを演じている。

なお、主題歌もTVシリーズ同様にサイキックラバーが担当、20周年作品の同作のために新規録りおろした「特捜戦隊デカレンジャー20th ~ファイヤーボール・ブースター~」に決定した。スクリーンで新しくなった楽曲をお楽しみいただきたい(※本予告で使用されている楽曲はテレビシリーズ当時のもの)。

>>>『特捜戦隊デカレンジャー20th』キャラクターのカットなどを見る(画像3点)

(C)2024 東映ビデオ・東映AG ・バンダイ・東映 (C)東映