「竈門炭治郎」は繋いだこの手を離さない、闇に灯る確かな願いを叶えるための香り。
みずみずしいシトラスが、力強く立ち昇り広がってゆく。それはまるで、深い山々を吹き抜ける風の清々しさをその身に纏(まと)うかのよう。健やかな甘さが月桂樹(ローリエ)の微かな苦みを包み込むが、しかしその奥には燃えるような温もりがひっそりと潜んでいる。果てないほどに真っ直ぐで、切ないほどに優しくあたたかいフレグランス。
「竈門禰豆子」は断ち切ることのできぬ絆を胸に、運命に抗い続ける少女へ贈る香り。
野山に咲く小さなスズランやカミツレの花が、そっと揺れるように可憐に香り立つと、幼く愛らしい雰囲気が辺りを漂う。ひっそりと漂う甘さの奥から、軽やかに駆け抜けてゆく透明感。それは心の奥深くへと響きわたると、痛いほどの愛おしさへと変化する。人と鬼の狭間で揺れながらも、忘れることのない思い出を抱えたフレグランス。
「我妻善逸」はその手が放つ一筋の輝き 天を駆け抜け、明日を切り開く香り。
朝日が射し込み鮮やかな光を振りまくかのような、ベルガモットの軽やかな気配。
「嘴平伊之助」は己を信じ、がむしゃらに進む姿 湧き上がる夏雲を想わせる香り。
荒々しいまでの勢いを持つプチグレンが、野性味を感じさせる渋みをたたえて、力強く辺りを満たしてゆく。それは、土ぼこりを纏(まと)うかのような猛々しい生命力。
「冨岡義勇」は穏やかに凪いだ水面のように 揺るがぬ想いが清らかに広がる香り。
澄み渡るような透明感を持つハーバルの香りが、音も無くあたりを漂う。もたらされるのは、どこか端正な空気。しかしその捉えどころのない静けさは、不思議と心地よく辺りを包みこむと、そっと射し込む木漏れ日を受けて淡く滲(にじ)んでゆく。
『鬼滅の刃』フレグランスは各5,417円(税抜)で、12月13日からprimaniacs各店にて販売開始。10月31日からprimaniacs銀座本店にて香りを試すことも可能だ。
商品名:鬼滅の刃 フレグランス
価格:¥5,417(税抜)
内容量:30ml
発売日:2019/12/13より、primaniacs各店にて販売開始
ご注意:実際の商品と色味などが異なる場合があります。ご了承ください。
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