7月12日はラジオ本放送の日。

1925年の同日、日本で初めてラジオの本放送が始まりました。
それから約100年が経つ現在でも、ラジオは多くの人々から愛されています。
近年ではインターネットで番組を聞けるサービス・Radikoが普及し、アニメ関連の番組も多数放送されていることから、ラジオに特別な親しみを持っている人も多いでしょう。

普段はキャラクターに息を吹き込む声優も、ラジオパーソナリティとしてトークを披露することがあります。作品についての話題からプライベートの秘話まで、生の声が聞ける声優ラジオ番組は人気コンテンツの一つです。

そこでアニメ!アニメ!では毎年恒例の「ラジオパーソナリティをやってほしい声優は?」と題した読者アンケートを実施しました。6月24日から7月1日までのアンケート期間中に302人から回答を得ました。

男女比は男性約10パーセント、女性約90パーセントと女性が大多数。年齢層は19歳以下が約25パーセント、20代が約40パーセントと若年層が中心でした。

■人気番組の復活を望む声も

第1位

1位は谷山紀章さん。支持率は約12パーセントでした。

読者からは「『谷山紀章のMr.Tambourine Man』や『谷山紀章の明日もがんばります!』などの番組では、楽しいときも悲しいときも寄り添ってくれる言葉に元気をもらっていました。今は個人名義のラジオ番組をされていませんが、また声を聞いて日々を乗り越えていきたいです」や「紀章さんは沢山本を読んでいるので知的でありながら、身内と話してるような親近感のある柔らかいトークが魅力的。
話題の幅が広いので話を聞くのが楽しい!」と番組を楽しんでいたファンからの票が寄せられました。

「お題に合わせて即興歌詞作りのコーナーがあったら面白そう」や「日常のお話はもちろん、GRANRODEOや音楽のトークも聞きたい」と音楽にまつわるコーナーをリクエストする声が多いのも特徴となっています。

第2位

2位は石田彰さん。支持率は約9パーセントでした。

「石田さんはSNSをされておらず私生活が謎に包まれているのでトークが聞きたい」や「石田さんが今ハマっているものやオススメの食べ物などが気になります」と何気ない日常についてのトークを望む声が多数。

また「声が素敵なので、日頃の疲れを癒してもらえそう」と朗読や落語などのコーナーを望む意見や、かつて放送されていた『クリームソーダとギムレット』や『今日のあきらさん。
明日のかつゆきさん。』などのラジオ番組について触れたファンも目立ちました。

第3位

3位は小西克幸さん。支持率は約7パーセントでした。

「リスナーに寄り添った小西さんのトークが大好きだからです。優しい声に癒しや元気をもらえます」や「お話が上手くて面白いだけでなく、小西さんの視点は“こんな考え方があるんだ”とためになることが多いからです」とトーク内容が魅力というコメントが届いています。


とくに「声優業界でも屈指のマンガ好きとして知られる小西さんのオススメ作品を世に広めてほしいから」と好きなマンガについて語ったり、セリフを朗読したりしてほしいという希望が寄せられました。

なお女性声優からは同率6位に花澤香菜さんがランクイン。花澤さんは2008年から『花澤香菜のひとりでできるかな?』のパーソナリティを務めていますが「声に癒されるので、もっといろいろな番組をやってほしい!」と人気を博しています。

2022年版でもさまざまな魅力を持った声優陣がランクイン。読者からは、かつて放送されていた番組の復活を望む声や、お便りコーナーで悩み事を相談をしたいというコメントが多かったです。

■ランキングトップ10

[ラジオパーソナリティをやってほしい声優は? 2022年版]
1位 谷山紀章
2位 石田彰
3位 小西克幸
4位 木村良平
5位 西山宏太朗
6位 花澤香菜
6位 濱健人
8位 岡本信彦
9位 斉藤壮馬
9位 千菅春香
9位 花江夏樹

(回答期間:2022年6月24日~7月1日)

■ランキングトップ20

[ラジオパーソナリティをやってほしい声優は? 2022年版]
1位 谷山紀章
2位 石田彰
3位 小西克幸
4位 木村良平
5位 西山宏太朗
6位 花澤香菜
6位 濱健人
8位 岡本信彦
9位 斉藤壮馬
9位 千菅春香
9位 花江夏樹
12位 伊藤美来
12位 杉田智和
12位 諏訪部順一
12位 緑川光
12位 水瀬いのり
17位 梅原裕一郎
17位 小野大輔
17位 神谷浩史
17位 松岡禎丞
17位 山口勝平

(回答期間:2022年6月24日~7月1日)

※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。
結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。