『千と千尋の神隠し』や『もののけ姫』などで知られるスタジオジブリが、2022年12月13日に公式サイトと公式Twitterを更新。宮崎駿監督の名前とタイトル『君たちはどう生きるか』の文言が入ったビジュアルを公開した。

公式サイトには「原作・脚本・監督:宮崎 駿」「製作:スタジオジブリ」の記載もあり、また東宝のサイトで「2023年7月14日(金)公開」とも発表されたことから、宮崎監督の最新作だ。

スタジオジブリの設立当初から中心的な存在である宮崎監督は、スタジオの第1作となった『天空の城ラピュタ』を皮切りに、『となりのトトロ』、『魔女の宅急便』、『紅の豚』、『もののけ姫』、『千と千尋の神隠し』、『ハウルの動く城』、『崖の上のポニョ』、『借りぐらしのアリエッティ』、『風立ちぬ』などに監督として携わってきた。

うち『千と千尋の神隠し』と『もののけ姫』、『ハウルの動く城』は日本における映画の歴代興行成績で上位10作品に名を連ねており、特に『千と千尋の神隠し』は日本作品で唯一の米アカデミー長編アニメ映画賞に輝いたことでも知られる。

そんな宮崎監督だが、現時点での長編アニメの監督作品は2013年公開の『風立ちぬ』が最後。同作の公開後には一度、長編アニメ制作から引退する意向を示しており、その後2017年2月に長編アニメ制作へ復帰することを明かしていた。
このたびビジュアルが公開された『君たちはどう生きるか』がその復帰作だとすれば、実に10年ぶりの最新作となる。

『君たちはどう生きるか』について、公開されたビジュアルと公式サイトにある「原作・脚本・監督:宮崎 駿」「製作:スタジオジブリ」、そして公開日以外の情報は明らかになっていないものの、発表を受けてSNS上はファンによる期待の声で賑わっている。今後のさらなる続報を楽しみに待ちたい。

(C)2023 Studio Ghibli
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