『機動戦士ガンダム』リュウ・ホセイ役や『忍たま乱太郎』稗田八方斎役(初代)などで知られる声優・飯塚昭三さんが、2023年2月15日に急性心不全で逝去。享年89。
2月28日に所属事務所シグマ・セブンの公式サイトにて発表された。

飯塚さんは、『超電磁マシーン ボルテスV』ルイ・ジャンギャル、『機動戦士ガンダム』リュウ・ホセイ役、『機甲戦記ドラグナー』ドルチェノフ役、『人造人間キカイダー』ハカイダー役、『ドラゴンボールZ』ナッパ役、『忍たま乱太郎』稗田八方斎(初代)、『はじめの一歩』鴨川源二役、『リロ&スティッチ』ジャンバ・ジュキーバ博士役、『カールじいさんの空飛ぶ家』カール・フレドリクセン役などで知られ、長年にわたって活躍してきた男性声優だ。

2月28日、シグマ・セブンの公式サイトにて「弊社所属俳優 飯塚昭三 儀(享年89)令和5年2月15日午前9時14分急性心不全のため永眠いたしました」と飯塚さんの訃報を掲載。
続けて、「葬送の儀につきましてはご遺族の意向により、親族のみにて滞りなく相済ませました。ここに生前のご厚誼に深謝するとともに、謹んでご通知申し上げます。尚、ご遺族への取材、弔問はご遠慮頂きますよう重ねてお願い申し上げます」と綴られている。

この訃報を受け、Twitterでは同じく声優の日高のり子さんが「飯塚昭三さん…初めてお会いしたのは「バトルフィーバーJ」でした。飯塚さんのサタンエゴスの声、その深く響く声とお芝居に当時高校生だった私は圧倒されました。声優になって、そのことをお伝え出来た時はとても嬉しかったです。心よりご冥福をお祈りいたします」、小山剛志さんが「『うたわれるもの』でご一緒させて頂いた時、飯塚昭三さんが演じられたゲンジマルが本当にかっこよくて、いつかあんな役を演じられる役者になりたいと強く思いました。ご冥福をお祈りいたします」とコメントしているほか、大勢の方から悲しみの声が上がっている。
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