いよいよ本格的な冬の季節が到来しました。こんな時期はフードのついた衣装で温かく過ごしたくなります。


2月10日は「フー(2)ド(10)」の語呂合わせからフードの日ですが、こちらはhood=頭巾ではなくfood=食べ物に由来した記念日です。

アニメにはフード付きのファッションを好むキャラクターが数多く登場します。フードを目深に被って素顔を知られないようにしたり、真夏の直射日光を避けるためだったり、山登りが趣味だったりと、理由もさまざまです。

そこでアニメ!アニメ!では「“フード”キャラといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。1月30日から2月5日までのアンケート期間中に435人から回答を得ました。
男女比は男性約30パーセント、女性約60パーセント、無回答が約10パーセントで、女性が多め。
年齢層は19歳以下が約55パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。

■ダークな一面を持つキャラがランクイン!

第1位

1位は『陰の実力者になりたくて!』のシド・カゲノー/シャドウ。支持率は約8パーセントで、昨年に続きトップとなりました。

「陰の組織・シャドウガーデンの盟主シャドウとして活動するときは、正体を隠すためにつねにフードを被っているから。ミステリアスな雰囲気がカッコイイ!」や「正体を隠して圧倒的な力を見せつける姿は、まさに陰の実力者。中二病心を刺激されます」と人知れず暗躍しています。

「最強奥義のアイアムアトミックは、その絶大な威力やセリフの言い回しも含めて印象的」と技を披露するシーンもファンの心を鷲掴み。『劇場版 陰の実力者になりたくて! 残響編』の制作も決まった人気作の主人公が1位に輝いています。

第2位

2位は『【推しの子】』の星野アクア。支持率は約7パーセントでした。

アクアは天才アイドル・アイの息子で、とある秘密を隠し持ったまま芸能活動をしています。読者からは「劇中でフードを被っているシーンが目立つから。
たとえばドラマ『今日は甘口で』でストーカー役を演じていたときは黒いフードを被っていましたし、EDアニメでも同じ格好で登場します。実はアクアの勝負服になっているのでは?」や「ドラマではフード付きパーカーを着て、有馬かなの演技を最大限に引き出していたから」と本編での活躍から票を集めました。なお本作は2024年に第2期の放送が決定しています。

第3位

3位は『殺戮の天使』のザック。昨年の2位から順位を下げましたが、差はごくわずかでした。

「主人公のレイチェルが出会った殺人鬼。
全身を包帯で覆ったビジュアル、身の丈ほどもある大鎌、そして黒のパーカーと、人目見たら忘れられないインパクトです」や「包帯を巻いた顔にフードを被ることで、ザックの残忍さがより際立ちます。鎌を構える姿が恐ろしくもカッコイイ!」とパーカーが彼の個性を引き立てているとの声が届きました。

■そのほかのコメントをご紹介!

『呪術廻戦』虎杖悠仁には「虎杖悠仁の制服は、赤いフード付いた特注品だから。五条先生がカスタマイズしたものだそうです。私服もフードが多いイメージ」。
『カゲロウプロジェクト』キドには「特徴的なパーカーを深く被、そこから伸びる長い髪。
そのデザインを初めて見たときは、好みドンピシャでヤバかった」。

『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』原賀胡桃には「TVアニメ第2期が決定し、恐らくそのトップバッターになるヒロインということで真っ先に浮かびました。ただのファッションではなく、明確な理由をもってフードを被っているので注目してみてくださいね」。
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』アオイには「名前の通り、青いフードファッションに身を包んだ謎のハッカーキャラ。作中のサイバーテロ・笑い男事件は2024年2月に起こったという設定で、それに関連したコラボ企画も行われているから」と再び盛り上がりを見せているタイトルにも投票がありました。

今回のアンケートではミステリアスな要素を持ったキャラクターが複数ランクイン。
他人に隠し事をしていたり、悲しいトラウマがあったりと、影を感じさせるキャラが目立っています。

■ランキングトップ10

[“フード”キャラといえば? 2024年版]
1位 シド・カゲノー/シャドウ 『陰の実力者になりたくて!』
2位 星野アクア 『【推しの子】』
3位 ザック(アイザック・フォスター) 『殺戮の天使』
4位 キド(木戸つぼみ) 『カゲロウプロジェクト』
5位 虎杖悠仁 『呪術廻戦』
6位 山姥切国広 『刀剣乱舞ONLINE』
7位 ヒュース 『ワールドトリガー』
8位 二階堂永亮 『ツルネ -つながりの一射-』
9位 カノ(鹿野修哉) 『カゲロウプロジェクト』
9位 豪炎寺修也 『イナズマイレブン』
9位 ボンベ・ゾム 『魔界の主役は我々だ!』

(回答期間:2024年1月30日~2月5日)

■ランキングトップ20

[“フード”キャラといえば? 2024年版]
1位 シド・カゲノー/シャドウ 『陰の実力者になりたくて!』
2位 星野アクア 『【推しの子】』
3位 ザック(アイザック・フォスター) 『殺戮の天使』
4位 キド(木戸つぼみ) 『カゲロウプロジェクト』
5位 虎杖悠仁 『呪術廻戦』
6位 山姥切国広 『刀剣乱舞ONLINE』
7位 ヒュース 『ワールドトリガー』
8位 二階堂永亮 『ツルネ -つながりの一射-』
9位 カノ(鹿野修哉) 『カゲロウプロジェクト』
9位 豪炎寺修也 『イナズマイレブン』
9位 ボンベ・ゾム 『魔界の主役は我々だ!』
12位 松野一松 『おそ松さん』
13位 イデア・シュラウド 『ディズニー ツイステッドワンダーランド』
13位 カゲチヨ 『混血のカレコレ』
15位 天喰環 『僕のヒーローアカデミア』
15位 マーモン 『家庭教師ヒットマンREBORN!』
15位 ロクサス 『キングダムハーツ』
18位 折原臨也 『デュラララ!!』
18位 小林多喜二 『文豪とアルケミスト』
18位 死柄木弔 『僕のヒーローアカデミア』
18位 ジャミル・バイパー 『ディズニー ツイステッドワンダーランド』
18位 谷崎潤一郎 『文豪ストレイドッグス』
18位 中原中也 『文豪ストレイドッグス』
18位 ハック 『秘密結社ヤルミナティー』
18位 諸伏景光 『名探偵コナン』

(回答期間:2024年1月30日~2月5日)

※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。