
同一大会で日本初となる姉妹金メダリストが誕生だ。8月5日に決勝戦が行われた東京五輪の女子レスリング57kg級で、川井梨紗子がリオ五輪に続いての二連覇を達成。
今回の東京五輪では柔道の阿部一二三と阿部詩も、同一大会での兄妹同時金メダルを達成。阿部兄妹の快挙達成で川井姉妹への期待もさらに盛り上がっていたなか、見事に応えてみせる形となった。
「この兄妹×姉妹の金メダル競演に日本中が大興奮。SNSでは阿部も川井もスゴいとの賞賛が続出しています。そのなかで一部のファンは『どっちが強いのか?』という話題で盛り上げっているようです」(スポーツライター)
同じ格闘技ゆえ、どっちが強いのか論争はよくある話。とはいえ競技が異なるうえ、阿部兄だけが男性ということもあり、両者を比べるのはナンセンスとの声も少なくない。

それがテレビを中心としたメディア業界では、けっこうガチな勢いで「どっちが強いのか?」が議論されているというのである。それは一体どうしたわけなのか。
「それぞれの優勝インタビューを見ると、4人ともなかなか喋りが上手いことが分かりました。阿部兄妹はもともと注目度が高く、『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)や『炎の体育会TV』(TBS系)などテレビ番組での出演実績も豊富。一方で川井姉妹も今回のダブル金メダルを機に注目度が一気に急上昇しています。
もっともファンとしては金メダルに上下はなく、競技にも上下がないのは常識。阿部兄妹も川井姉妹にもその人柄や裏話をもっとテレビで披露してもらいたいところだろう。
※トップ画像は川井友香子公式インスタグラム(@yukako_kawai27)より。