ご両親が大型自動二輪免許を取得しているというファッションモデルの新 唯(あらた ゆい)さんの普通自動二輪免許取得への道。だんだんバイクに乗るのが楽しくて仕方ないご様子で、いつかは風のようにスピードを出してみたいと唯さん。
取材・撮影は卒業後に実施するなど、本人および在校生の教習に響かないよう配慮して実施しました。また写真ではマスクを外していますが、ヘルメットを着用していない時はマスクを着用するなど、新型コロナウイルス感染拡大防止に留意して撮影しました。
シミュレーターに挑戦!
ゲームみたいに考えていたら……

6時限はシミュレーター教習。教習コースでは体験しえないことを、シミュレーターで体験します。




ヘルメットやプロテクターは不要ですが、グローブとシューズはバイクに乗車するものと同じ装備とのこと。シミュレーターはHondaが開発したものだそうです。Hondaって、なんでも作っちゃうんですね。


シミュレーター教習は2段階でも行なわれるのですが、ここではバイクの特性について学びます。具体的には同じコーナーを40km/h、50km/h、60km/hと速度を上げていった時に、バイクはどういう挙動をするのかを体験するというもの。教習所内で実際にその速度で走行するわけにはいきませんからね。

「これ面白い!」と唯さんは真剣ながらも楽しみながらシミュレーターを操ります。

「なんかゲームみたいで楽しかったです。何より転倒する心配がないですからね」と笑顔でこの日の教習を終えました。
スクーターでATの走りを学ぶ




7時限目はAT車の体験教習。クラッチのない排気量400ccクラスのスクーターに乗って、今までのバイクとの違いを体験してみよう、というものです。スクーターの場合、まずペダル操作はありません。すべてハンドル側で操作します。右手レバーはフロントブレーキ、左手レバーはクラッチの代わりにリアブレーキとなります。

「スクーターというから、小さなバイクだと思っていたんですけれど……このバイク、今までの教習車(CB400 SUPER FOUR)より大きいんですけれど」「今日はもう終わった……」とボヤく唯さん。手押しをして、それまでの教習車よりも重たい車体に唖然とします。

早速乗車しエンジンスタート。まずは発進と停止を繰り返しながら、バイク操作を学びます。ここら辺は初回教習と一緒です。


続いて左手ブレーキを多用しながらの小回りと交差点の練習。これがなかなか難しいようで、かなり苦戦する唯さん。ある程度慣れたところで、指導員の後ろを走りながら、次の教習からのコースを覚えます。とはいえ、課題部分は走行できないため、あくまでもコースのみ。ゆったりとマイペースで、どこかおっかなびっくりの走りをしながら、懸命に指導員の後をついていきます。こうして教習は終了。
そして手押ししてバイクを元の位置に戻そうとするのですが、あまりの重たさに唯さんは涙目に。
唯さん装着のライディングギアを紹介

レインボーモータースクール和光でバイク教習を受ける際には、長袖と長ズボン、そしてライディングシューズか皮のブーツでなければなりません。そこで今回から、唯さんが教習の時に着用していたウェアをご紹介したいと思います。

今回唯さんが着用しているジャケットは、今春に登場したばかりのエアーコンテンドジャケット。メッシュ素材で、通気性は抜群な上に、立体裁断によりライディングフォームにマッチした、まさにバイク乗りにピッタリな1着。背中と肘にはソフトプロテクターを配置しているほか、走行風のバタつきを抑えるウエスト、裾、袖にはサイズ調整用タブ、夜間走行に備えて各所にリフレクターを装備するなど、機能性に優れた一着に仕上げられています。

デザインもスポーティーテイストながら、抜け感のあるカジュアルなスタイリング。左胸と背面の腰付近にHondaのマークがある程度で、パッと見た感じはスポーツウェアに見えます。

細身ストレートシルエットのデニムパンツは、ストレッチデニム素材を使用した機能性とフィット感に優れたもの。
Honda Dreamなど、Honda二輪車正規取扱店で販売していますので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょう。
【次回予告】
シミュレーターもスクーター教習もクリアした唯さん。次回はついに「みきわめ」の時間です。
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モデル紹介――新 唯(あらた ゆい)

栃木県出身10月5日生まれ。2020年に小林唯叶としてモデルデビュー。2020年シーズンのSUPER GT「マッハ車検GAL」をはじめ、SUPER FORMULA、スーパー耐久シリーズのレースクイーンとして活躍。2021年4月の芸能事務所プラチナム・プロダクションへの移籍に伴い新 唯に改名。現在ファッションモデルとしての活動のほか、マルチタレントを目指し演技の勉強中。