売れまくっていると噂のHonda SUV群(VEZEL、ZR-V、WR-V)。純正アクセサリーを手掛けるホンダアクセスは、車種ごとにナビやホイール、エアロパーツなど数多くリリースしており、例によって今回もバラエティー豊かなアイテムが登場しました!
ASCII.jp自動車のゆみちぃ部長こと、アイドルの寺坂ユミさんが色々と「来て見てさわって」きたのでレポートします。
マイナーチェンジで印象が変わったモデルも

まずはベースモデルのSUV群をチェック。どれも観たことがありますね。ということで、ZR-Vから見てみましょう。


「色が変わりましたね」と、ボケるゆみちぃ部長はおいておいて、ZR-V Premium Styleはフロントロアースカートなどさり気ないながらもキチンと主張する大人の1台。「かなり見た目が引き締まった印象ですね」とニッコリです。


続いてVEZEL。マイナーチェンジでフロントグリルの形状変更に合わせて、こちらも形状を変更。カジュアルスタイルはフロントグリルの外周部にカッパーメタリックを配色しクリーンな印象を与えています。大きくキラキラしたグリルがお好きなゆみちぃ部長は「こちらの方がグリルを主張してイイですね」と、ここでもニッコリ。


VEZEL Active Styleはアウトドアテイスト満載の1台。ボディーサイドのデカールが泥はね感を演出しています。こちらのデザイナーは、今年のSUPER GTのGT500クラスに参戦するModulo Nakajima Racingのデザインも担当した方なのだとか。

エアロベースステー ルーフレール用+エアロベースバーを取り付ければ、キャリアを載せることもできます。


ベルリナブラック×クロームメッキ+フロントグリル用エンブレムe:HEV X/e:HEV Z用+フォグライトガーニッシュ+クロームメッキ/左右セット+フロントロアースカート(ベルリナブラック×カラードタイプ/クロームメッキガーニッシュ付)
続いて都会派な方にピッタリのVEZEL Urban Style。今度はフロントグリルのメッキ部分がクロームになりました。そしてよくみるとフォグライト周りもキラキラしていますね。





VEZELはさらにあって、本命(?)のSport Style。クロームメッキのロアーガーニッシュがボディーの下部をぐるりと囲み、カッコよさ満点のスタイルです。そしてマフラーエンドを取り付けるとスポーティーさが大幅アップ。こちらお値段9900円になります。
車内でも高音質で音楽を楽しみたいなら「音の匠」


運転中、好きな音楽が流れると心が浮き立ちますよね。その音質がよかったら、さらにGood。Hondaの純正ナビと専用スピーカーを使うと「音の匠」というモードが使えるようになります。
「音の匠」モードは、レコーディングエンジニア集団「ミキサーズ・ラボ」が監修した音響チューニング。ということで「萌えの匠」である寺坂ユミさんが、自ら歌われている曲で試していただきました! 「音の匠をオンにすると、メンバーの声がはっきり区別できるようになりますね」と好評価。


それではSports Styleでドライブ。とてもノリノリで「いいと思います」と太鼓判の合格点です。ですが同行の部員たちから「VEZELはいいクルマなんだけど、こんなに良かったっけ?」という疑問が。そう、走りに効くアイテムがついているのです。



それが、テールゲートスポイラーとホイール。これは実際に走りこんで作りこまれたアイテムなのだとか。
ホイールを変えるだけで走りが変わるってマジ?

「これが効くんですよ」というのは、ホンダアクセスで開発を勤める湯沢峰司さん。ゆみちぃ部長に「ホイールをしならせることで、タイヤの性能を使い切るんです」と説明をされるのですが、ゆみちぃ部長はちんぷんかんぷん。ですが「靴底が硬いスニーカーと柔らかいスニーカーの違いです」という説明に納得。


ちなみにカスタムパーツのホイールというと軽量化が思い浮かぶのですが、このMS-050の重量は純正と変わりません。


テールゲートスポイラーを手に「この板で変わるんですか?」とゆみちぃ部長。ここでも湯沢さんは「実効空力と名付けているのですが、空気の流れを整えることで、直進安定性を高めているんです」とのこと。



それでは、アイテムありとなしの2台のVEZELで試すことに。


それでは同じ道でテスト開始。最初にノーマルを試乗。すでに何回か乗っている勝手知ったるVEZELです。次に湯沢パーツを取り付けたVEZELにチェンジ。クルマを降りるや「全然違います!」と興奮した面持ちで語りだすではありませんか!
「クルマの安定感が全然違って、安心して運転できます。それに乗り心地がよくなりました。クルマの車内の音も静かになってます」と矢継ぎ早に語る部長。それを聞いた湯沢さんもニッコリ。
ちなみに後続車から、ゆみちぃ部長の運転を見ていたのですが、ベースモデルより車速が上がっていましたよ。つまり運転して気持ちよくなっちゃったのかなと。
走りも良くて250万円以下!
WR-Vのコスパの良さを改めて実感


そんな湯沢さんは、WR-Vの担当でもあります。「せっかくなので見てくださいよ」ということで、WR-Vのタフスタイルをチェック。「なんか厳ついですね」と、ゆみちぃ部長。「ところでこのクルマ、なんですか?」と素朴な疑問を。「これ、250万円しないクルマですよ」とお伝えすると「安っ!」と目を大きく見開く部長。
乗ってみたい、というわけで、特別に乗せてもらうことに。EVではないガソリンエンジン車ですが、試乗後「250万円なら許せる」とのこと。それどころか「これで250万円ってすごすぎ……」と大絶賛。

最後に、この試乗会の感想をお聞きしましょう。「今日は楽しかったです。ホイールでこんなに乗り心地が変わるとは思わなかったです」とのこと。「VEZELを買ったら、ホイールはマストバイですね」と言ったと思ったら「でもWR-Vがいいかな。安いし」とすべてをひっくり返したのでした。
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寺坂ユミ(てらさかゆみ)プロフィール

1月29日愛知県名古屋市生まれ。趣味は映画鑑賞。志倉千代丸と桃井はるこがプロデュースする学院型ガールズ・ボーカルユニット「純情のアフィリア」に10期生として加入。また「カードファイト!! ヴァンガード」の大規模大会におけるアシスタント「VANGIRLS」としても活躍する。こだわりが強く、興味を抱くとのめりこむタイプであることから、当連載でお気に入りの1台を探す予定。