調査は、20~70代までの無作為に抽出した男女1075人のうち、何らかのキャッシュレス決済を利用したことがある893人を対象に「利用したことがあるコード型スマホ決済」(複数回答の重複あり)について聞いたもの。
ナイルは、19年4月にも同じアンケートを実施。その際は楽天ペイ(13.1%)とLINE Pay(12.9%)の差が0.2ポイントの僅差だったが、今回は1.2ポイントの差がついた。
3位以下は、d払い(17.4%)、メルペイ(13.7%)、Origami Pay(5.3%)、au PAY(5.2%)、Amazon Pay(5.0%)の順になった。メルペイが前回調査の5.6%から8.1ポイントと大きく躍進しているのが目立つ。
一方、キャッシュレス決済利用層の中でも、32.3%が「スマホ決済を利用したことがない」と回答している。
なお、非接触型とコード型を合わせたスマホ決済全体で最も利用するサービスの回答結果でもPayPayが35.4%と他を大きく引き離した。また、d払いとメルペイの間に、非接触型スマホ決済のiD、モバイルSuica、QUICPayが割って入っている。
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