ブースは会場の中央に位置し、今後市場に投入する予定の最新スマートフォン(スマホ)「AQUOS zero 2」や「AQUOS sense 3 Plus」、すでに販売している「AQUOS sense 3」などを展示していた。来場者限定のプレゼントなども用意し、来場者を出迎えていた。
展示されているスマホの中でも、特に注目されたのはAQUOS zero 2。フレームごとに黒い画面を挟んで残像感を抑えた240Hz駆動の約6.4インチ有機ELディスプレイを搭載したフラグシップモデルだ。タッチ操作への反応速度も速く、排熱設計を工夫したことで充電中も発熱しにくい。それでいて143gと軽量で、長時間の操作も快適なことから、「究極のゲーム体験」を実現するスマホとして展示されていた。
展示コーナーには端末のほか、小型の重量計が設置されており、自分のスマホとzero 2の重さがどれほど違うのか実感できるように工夫していた。記者も実際に自分のスマホの重さを測ってみると、zero 2より60gほど重かった。ブースの担当者によると、「50~60gの差は、日常生活で換算すると『スニッカーズ』約1本分」だという。
ただ、記者のスマホはケース付きの重さだ。同じように、来場者の多くはスマホにケースを付けているので、どうしてもzero 2よりも重くなる。
ブースは、会場内唯一の休憩スペースも兼ねている。試合と試合の合間には、来場者が椅子を求めて集まってきた。休憩する人が増えるにつれ、シャープのスマホを体験するユーザーも増える。「これを機に、シャープがzero 2のような遊び心のあるスマホを開発していることを知ってもらいたい」(同担当者)。
ブースを出展したほか、試合で使う機材としてzero 2の前世代機にあたる現行機種「AQUOS zero」を提供。スムーズな大会の進行に一役買っていた。スマホカードゲーム「Shadowverse」を使った「4人フライト式トーナメント」にも端末提供し、使い心地を確かめてもらっていた。
シャープは、今大会のメインスポンサーとして、いたるところに社名を掲載していた。大会のポスターはもちろん、実況・解説席や試合動画など、会場にいて「SHARP」の文字が目に入らないことはなかった。「来場者される若い方々は、シャープを知らないわけではない。
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