●意外に少ない? それとも多い? 大手引越業者のスマホ決済サービス導入
■楽天ペイ(アプリ決済)
アート引越センターとアリさんマークの引越社(引越社/引越社関東)で利用が可能。引越社は真っ先に楽天ペイ、続いてPayPayを導入した。
■d払い
日本通運は、東京23区の一部など、対応エリアに限り、楽天ペイ(アプリ決済)、LINE Pay、PayPay、メルペイ、d払い、WeChat Pay、Alipayの利用が可能。さらに20年1月14日からは、利用可能エリアを全国に拡大する。
■LINE Pay・PayPay
ともに引越社と日本通運で利用が可能。PayPayは、サービス開始の直後に大幅還元キャンペーンのインパクトと加盟店の多さから支持され、各種ユーザー調査でトップを獲得しており、3月の繁忙期までに導入企業の増加を期待したい。
■メルペイ
バーコード決済限定で、アート引越センターと日本通運、引越社で利用が可能。なお、アート引越センターは、8月にプレスリリースで大々的に発表したものの、現在、ウェブサイトでは積極的にメルペイ対応をアピールしていない。
●アリさんマークの引越社は経産省キャッシュレス事業で5%還元
アリさんマークの引越社は、積極的にバーコード決済サービスを導入しており、しかもバーコード決済に限り、経済産業省が行っている「キャッシュレス・消費者還元事業」の5%還元対象となっている。
例えば、楽天ペイ(アプリ決済)で決済すると、1回2万5000ポイントまで還元される。
複数の業者から見積もりを取って比較する、作業時間帯を業者まかせにして料金を下げる、不用品の処分にフリマアプリを活用するなど、引越にかかわる費用は工夫次第で節約できる余地がある。その一つとして、利用予定の業者が対応しているなら、店舗での買い物同様、スマホ決済の利用を検討してみよう。(BCN・嵯峨野 芙美/ファイナンシャルプランナー)
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