小学館は、定期発行する知育雑誌『幼稚園』2020年5月号で、NTT東日本・NTT西日本とコラボレーションした「公衆電話」を特別付録として付属する。発売日は4月1日ごろ。
特別価格は、税込みで990円となる。

 3~6歳の好奇心や感じる心を育てていく企画として、災害時に優先的につながりやすく、停電の影響も受けにくいといった観点から、改めて注目度が高まっているリアルな「公衆電話」を採用。付録の公衆電話は、高さ30センチ、本物の公衆電話そっくりのデザインで、プラスチック製のボタン、本物サイズの硬貨と紙製テレホンカード付きと、細部までこだわった。
 硬貨入れに本物の10円玉、100円玉が入り、入れたお金は下の硬貨受けにたまっていくので貯金箱としても利用できる。
 発行元の小学館に加え、協力したNTT東日本のTwitter公式アカウントも、この特別号を紹介。「いざという時に子どもたちが公衆電話を使えるように、印象に残る啓発活動を実施しています」とコメントした。ターゲットとなる3~6歳の幼児を持つ親世代や、めっきり見かけなくなった公衆電話を懐かしく感じる層から人気を集めそうだ。(BCN・嵯峨野 芙美)
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