新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛が各方面で影響を及ぼしている。人が密集する場所を避け、人と距離を保つことが予防として有効とされるなかで、直接会わないオンラインデートがトレンドに浮上している。


 マッチングアプリ「タップル誕生」を運営するマッチングエージェントが利用者985人に実施した調査(3月27日~3月30日)によると、新型コロナウイルスの影響で半数以上の男女が「デート回数が減った」と回答。一方で37.6%が自粛前より「デートをしたい」と考えていることも明らかになった。
 オンラインデートについては「恋愛に発展しづらそう(36.9%)」「デート向きではないと思う(20.5%)」とまだ消極的な意見が多いが、「わざわざ外出しなくてもいいので便利だと思う(12.5%)」「遠距離のお相手ともデートができて便利だと思う(10.7%)」など肯定的意見も少なくなかった。
 マッチングエージェントは今回の事態を受けて、サービスロゴを一時的に変更。二つの円が重なったモチーフを互いに距離を取ることを意識したモチーフにアレンジしている。4月1日には「オンラインデート」を推奨するプランを公開。マッチング後にSNSでのビデオチャットによるデートを促している。
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