記者が勤める会社のオフィスがある、JR神田駅周辺の商店街は飲食店がひしめき合っている。東京都から週末だけでなく平日夜間の外出自粛要請が出されてから、夜の居酒屋や飲食店など日を追うごとに閑散とする店が目立つようになった。
これまで夜だけ開けていた店がランチを始めたり、ランチをやっていた店がランチの持ち帰りメニューを増やしたり、最近は夜の持ち帰りメニューを頼むとサイドメニューがサービスされるといった店も見かけるようになった。ランチと夜の二毛作だけでなく、テイクアウトを採り入れることで、新型コロナの対策で重要とされている「密閉」「密集」「密接」の3密の対策をとっているのだ。
そうした中、スマホで事前に予約注文した商品を店に取りに行く「モバイルオーダー」も、三密対策の一つとして注目される。
マクドナルドのモバイルオーダーは、専用アプリで事前にメニューがチェックでき、商品を選択して注文をすれば調理を開始してくれる。店の外から自分の番号が表示されたことを確認して決済すればいいので、注文するための列に並ぶ必要がない。
吉野家の「テイクアウトスマホオーダー」は、ウェブサイトの店舗検索QRコードをスマホで読み込んで受け取り店舗とメニューから商品を選んで注文すると、SMSメールで「出来上がり番号」が通知される。
指定時刻に店頭に行って「出来上がり番号」を伝えて商品を受け取って決済する仕組みだ。吉野家では現在、4月22日まで牛丼や牛皿の全品でテイクアウトすれば15%オフのキャンペーンを実施している。
ほかにもLINEの「LINEポケオ」では、持ち帰り注文に特化したお得なキャンペーンをこまめに実施している。
こうして探してみると、テイクアウトだからこそ得するキャンペーンが数多くあるので、3密を避ける手段の一つとしてモバイルオーダーを使ってみるのもいいだろう。(BCN・細田 立圭志)
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