スマートウォッチとも呼ばれる時計型ウェアラブルデバイスを展開するガーミンジャパンとJR東日本は、5月下旬以降、対象のGarmin製品で交通系電子マネー「Suica」が利用可能になると発表した。COMING SOONとして告知している。


 AndroidスマートフォンまたはiPhoneとウェアラブルデバイスをペアリングし、Garmin Connect Mobileアプリケーションを操作することで、ランニングやゴルフなどのアクティビティを記録に加え、ウェアラブルデバイスで発行したSuicaの利用やGoogle Payに登録したクレジットカードからのチャージなどが可能になる。
 Suicaは日本全国の約5000駅、約5万台のバスのほか、電子マネーとして約94万店舗(2020年3月末時点)で非接触決済サービスとして利用できる。また、事前にウェブ登録し、JR東日本の鉄道に乗車すると、モバイルSuicaの利用金額の2%がJRE POINTでポイント還元される。
 Garmin Pay Suicaに対応したGarminのウェアラブルデバイスは、vivoactive 4/4Sシリーズ、Venuシリーズ、Approach S62シリーズなど。1台のウェアラブルデバイスに発行できるSuicaは1枚で、ウェアラブルデバイスとペアリングしているスマホへSuicaを移行することはできない。
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