キャンペーン内容は共通で、キャンペーン期間中に対象店舗でPayPayで支払うと、支払い金額の10~30%を還元する。
プロジェクト特設ページでは、北から南へ、都道府県ごとに終了分も含めて記載しているが、今回は東京都心(JR山手線 池袋駅・新宿駅・東京駅)からウェブサイト「ジョルダン 乗り換え案内」で所要時間が40分以内に収まった自治体をピックアップした。
●JR池袋駅から40分以内
・【20%還元】埼玉県さいたま市(乗車時間24分) 9月19日~10月16日
・【30%還元】埼玉県蕨(わらび)市(乗車時間23分) 10月1~31日
埼玉県さいたま市とPayPayが共同で実施する「さいたま市!最大20%戻ってくるキャンペーン」は、当初より2日後ろ倒しで9月19日にスタートした。埼玉県の秩父市、幸手(さって)市、本庄市もキャンペーンを実施する。
●JR東京駅から40分以内
・【10%還元】千葉県市川市(乗車時間18分) 8月1日~12月31日
・【20%還元】東京都渋谷区 10月1日~14日
・【30%還元】東京都墨田区 10月1日~31日
・【20%還元】東京都板橋区 10月1日~11月30日
千葉県市川市は還元率は低いが、年内までと期間は長い。東京23区内の3区は10月1日に一斉開始となるが、終了日はそれぞれ異なる。そのうちの1区、墨田区は、区と墨田区商店街連合会、PayPayが指定した店舗が対象。墨田区商店街連合会は、PayPayのサービス開始直後の18年12月時点で、墨田区商店街の約300店舗(当時)にPayPayを導入。早くからの取り組みが、今回の地元応援キャンペーンにつながったようだ。
●JR新宿駅から40分以内
・【30%還元】東京都東大和市(40分) 9月1~30日
・【20%還元】東京都東村山市(37分) 10月1日~12月31日
・【20%還元】東京都小平市(31分) 11月1~30日/2021年1月1~31日
東村山市は、市内に九つの駅があり、新宿のほか、池袋からのアクセスもいい。
また、PayPayほど対象自治体数は多くないが、d払い、au PAYも自治体との合同キャンペーンを実施している。メルペイは、9月31日まで「全国のお店を応援!メルペイ20%還元キャンペーン」を実施中。一部自治体では、国の「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」を活用した「プレミアム付商品券」を市民限定で販売しているが、その店舗を利用する他市民は20~50%還元といったプレミアムの恩恵を受けられない。対して、スマホ決済サービスの還元キャンペーンなら居住地は関係ないので活用しよう。(BCN・嵯峨野 芙美)
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