基本的な仕組みはマネーフォワードの既存のオンライン家計簿サービスと同じだが、dアカウントでログインすると、そのdアカウントと紐づくドコモ利用料金、dカード・d払いの利用状況、保有するdポイント数、ポイント運用(疑似投資)サービス「ポイント投資」の運用状況、「THEO+ docomo」の資産残高が分かる。
ログインするだけで自動連携するドコモの各サービスとは別に、マネーフォワードのアグリゲーション基盤によって、金融機関やクレジットカード、証券会社、電子マネー、ポイントサービスなどを登録可能。計1500以上の金融関連サービスと連携でき、毎月の予算と支出の比較機能などで家計・資産の計画的な管理をサポートする。
無料プランでは基本機能しか利用できないが、月額500円の「プレミアムオプション」(初回31日間無料)を契約すると金融関連サービス情報連携可能数は無制限になり、過去明細の閲覧期間を延長できる。口座情報の一括更新も可能になる。
ドコモの「ポイント投資」はドコモユーザー限定だが、「スマー簿」はdアカウントがあれば誰でも利用可能。KDDIは、au PAYアプリ内に家計簿機能「お金の管理」を実装しており、通信と金融の融合を図る方向性は同じながら、ドコモは家計簿サービス単独の別アプリとした。
新アプリの提供開始を記念し、dポイントを進呈するキャンペーンを7月13日~9月30日に実施する。まだ家計簿アプリを利用した経験のない人はもちろん、既に他のオンライン家計簿アプリを利用している人は、使い勝手を比較してみよう。(BCN・嵯峨野 芙美)
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