2021年10月、マザーボード市場のメーカー別販売台数シェアでMSIが2位に浮上した。ASUSとASRockが長らく1位・2位を占めており、MSIが割って入るのは過去3年で初めて。
家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」で明らかになった。

 MSIは21年10月のメーカー別販売台数シェアで27.8%を記録し、8.2ポイント差でASRockを上回った。昨年5月発売の「MPG Z490 GAMING PLUS」がシェア6.9%と製品別でもトップを獲得。メーカーシェアを押し上げた。
 21年のマザーボード市場を振り返ると、3月にASRockが10年ぶりにASUSを逆転。その2か月後にはASUSが首位を奪還するなど、上位メーカー順位が目まぐるしく変わった年だった。1月から10月までの累計販売台数シェアでは、ASUSが38.8%と40%近くを占め、2位のASRockと8.3ポイント差で首位を走っている。
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。
<% bcn_video1 %>
【関連記事】
【実売データでわかる売れ筋ランキング(1位~50位)】(毎週木曜日更新)
ノートPC市場、4月以降前年を下回る水準で推移
自動文字起こしレコーダーは新たなヒット商品になるか
iPhone 13シリーズ登場後7割近いシェア占めるアップル
ホームルーター、売れてます
編集部おすすめ