通信事業者間の乗り換え円滑化のため、総務省は20年10月に公表した「モバイル市場の公正な競争環境の整備に向けたアクション・プラン」で、「キャリアメール持ち運びの検討」を挙げた。その後検討が進められ、12月20日、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、ワイモバイルの4ブランドでは、解約後もキャリアメールの継続利用が可能になった。
対象サービスはソフトバンクが「S!メール(MMS)」「Eメール(i)」、ワイモバイルが「MMS」「Y!mobile メール」で、「My SoftBank」から回線の解約後31日以内に申し込む必要がある。回線契約時に発行されたSoftBank IDが必要で、支払方法はクレジットカードのみ。
Y!mobileメールを除くメールのデータ保存容量は200MB/最大5000件で、保存容量/上限を超えるメールデータは古いメールから順次自動削除される。なお、月額契約プランの開始とともに、Y!mobileメール以外でもメールアドレスの変更(@マークより前の部分の変更)、迷惑メール設定の変更が可能になる予定。
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