ソフトバンクは、ソフトバンク回線のソフトバンク・ワイモバイルの解約後もそれぞれのメールアドレス(キャリアメール)を継続して利用できるサービス「メールアドレス持ち運び」を12月20日に開始した。料金はメールアドレスごとに月額330円または年額3300円だが、月額契約プランは2022年夏以降に開始予定。


 通信事業者間の乗り換え円滑化のため、総務省は20年10月に公表した「モバイル市場の公正な競争環境の整備に向けたアクション・プラン」で、「キャリアメール持ち運びの検討」を挙げた。その後検討が進められ、12月20日、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、ワイモバイルの4ブランドでは、解約後もキャリアメールの継続利用が可能になった。
 対象サービスはソフトバンクが「S!メール(MMS)」「Eメール(i)」、ワイモバイルが「MMS」「Y!mobile メール」で、「My SoftBank」から回線の解約後31日以内に申し込む必要がある。回線契約時に発行されたSoftBank IDが必要で、支払方法はクレジットカードのみ。
 Y!mobileメールを除くメールのデータ保存容量は200MB/最大5000件で、保存容量/上限を超えるメールデータは古いメールから順次自動削除される。なお、月額契約プランの開始とともに、Y!mobileメール以外でもメールアドレスの変更(@マークより前の部分の変更)、迷惑メール設定の変更が可能になる予定。
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