NEXCO中日本が公式サイトで公開している資料によると、今回の新東名一部区間開通により、東京駅~県立秦野戸川公園への所要時間は116分から85分に短縮。今後、新東名の未開通区間(新御殿場IC~新秦野IC)や、新東名に接続する厚木秦野道路(国道246号バイパス)などが開通すれば利便性はさらに高まる見通し。
記者の自宅近くにも今年3月26日13時、鉄道と立体交差する跨線橋(こせんきょう)を含む幅員12~16mの都市計画道路(合計900m)が開通し、同時に鉄道と平面交差する踏切は通行止めとなった。
地元民なら現地案内看板で把握しているので問題はないが、数年ぶりに実家に自家用車で帰省しようとするドライバーは、GoogleやAppleのマップアプリが案内するルートと実際の道路状況のかい離に困惑するに違いない。もちろん、各オンライン地図サービスとも、利用者からの情報の訂正を受け付けており、例えばAndroid版Googleマップアプリでは「アカウント>ヘルプとフィードバック>地図の編集」から、iOS/iPad OSのマップアプリは「問題を報告」から道路の追加・修正といった要望を送信できる。
ここ3年ほど、スマートフォンのマップアプリ(主にGoogleマップ)をカーナビ代わりに使っているため、自動車がようやく通行できる程度の狭い道や、一般車両は入庫できない店舗関係者専用入り口に案内され、冷や汗をかいた経験が何度もある。新しい道路開通の影響で、自宅を出発地とするルート案内がほとんど役に立たなくなり、マップアプリ・カーナビアプリを過信してはならないと痛感した。
※本記事で取り上げたマップアプリのルート検索結果は執筆時点のものです。最新の情報は各アプリでご確認ください
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