オープニングセレモニーでCIPAの石塚茂樹 代表理事会長が挨拶。「2022年のデジタルカメラ総出荷実績は前年比で微減だったものの、主力のレンズ交換式デジタルカメラは2桁で成長した。交換レンズも前年比増。レンズ交換式カメラ1台に対して1.6本を出荷した。スマートフォンの普及でデジタルカメラ市場が縮小したことは事実。
また、来賓として出席した経済産業省の恒藤晃 大臣官房審議官が挨拶。「インスタ映えという言葉が一般的になって久しい。自分で撮った写真や動画をインターネットで発信し世界に共有するという、写真や動画の新しい楽しみ方が広がっている。深みがあり印象的な写真や動画が撮れるカメラは、潜在的な需要が広がっているのではないか。カメラでどんなことができるのかを知ってもらい、その魅力を伝えることは重要。もっと深い楽しみを知ってもらうことで、人生を豊かにできる。またカメラ業界の活性化にもつながる」と話した。
12時の一般開場を前に、例年通り会場入り口から会場の外まで来場者で長蛇の列。久々のリアル開催への期待の高さがうかがえた。今回、出典各社の多くが撮影体験を重視したブースを展開。
<CP+2023>
会場:パシフィコ横浜展示ホール
会期:2023年2月23~26日(会場イベント/オンラインライブ配信)
オンラインイベントアーカイブ公開期間:2023年2月27日~3月31日
【関連記事】
「CP+2023」、4年ぶりリアル開催! 2月23日から4日間
なぜ「それでもカメラを使う」のか
デジタル家電2022年販売集計、全体では前年割れだが、伸びたVR・ARゴーグルやデジカメ
コンデジ市場で躍進する意外なメーカー、販売台数は2年足らずで7倍超に
カメラ市場復活のヒントはアマチュア無線に、CP+でCIPAが出色のプレゼン