リンクジャパンは、東京・池袋にあるマンション「デュオメゾン池袋」にスマートホームサービスを提供し、IoT化を実現。4月11日、内覧会を開催した。


●新しい賃貸での暮らし方がコンセプト
 デュオメゾン池袋は、「新しい賃貸での暮らし方」がコンセプトの物件。そのうちの一つとして、部屋のIoT化を果たした。導入機器はエアコンやテレビなどのリモコン付き家電を声やスマホでコントロールするスマートリモコンをはじめ幅広い。例えば、温湿度センサや開閉センサなどを管理するスマートハブ、照明スイッチ、ホームセキュリティに便利なスマートカメラ、スマホで施解除が可能なスマートロック、スマホと連動する室内モニターなどを設置している。
 共用部には集合玄関機があり、部屋番号を呼び出すと登録したスマホに電話がかかる仕組みだ。その他、マンションの入り口は電動キックボード「LUUP」のポート設置場所となっている。

 スマホとの連動には、スマートホーム統合アプリの「HomeLink」を使用。直観的にコントロールできるほか、タイマー設定も自由、GPS連動で家電や建具の自動でオン・オフも可能だ。
 物件数は14室で「3月末に賃貸募集をかけて、すでに2室が入居している」と関係者は説明。IoTマンションの成功に期待を寄せている。(BCN・佐相彰彦)
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