●ハンディファンはメジャーに
「ハンディファンは、早くから買い求めるお客様が多くメジャーになっている」と、ハンディファン売り場を担当する家電コーナーの熊田弘実主任はアピールする。今夏、外出規制が緩和されて街に出かける機会が多くなった一方、都心では猛暑日が過去最多を記録するなど、災害級の暑さが観測されている。今や、外出時にハンディファンが必須という人は多いといえるだろう。
実は、ハンディファンはコロナ前から夏になると売れるアイテムでもあった。加えて、「年を追うごとに商品が増えて、バリエーションが豊富になった」という。しかも、ビックカメラ有楽町店では、さまざまなハンディファンの電源を入れて使えることから、実際に試して自分に合った商品が購入できると好評だ。
●ネックリングが爆売れ
ハンディファンは価格が手頃で気軽に使えることから、年を追うごとに販売が増えている一方、炎天下の中で使い過ぎると熱風を体に当てることになり、ときには熱中症になる可能性を秘めているとの見方もある。使う場所を考慮する必要性があるということで、今年に入ってから、ますます注目を集めているのが、体温を冷やすといわれている「アイスネックリング」だ。単品での購入に加え、ハンディファンと一緒に購入するケースも多いようだ。
「昨年はアイスネックリングの需要に対して供給が追い付かなかった。
また、「アイスネックリングと同様、両手が開いて便利ということで購入者が増えているのがネッククーラー」とのこと。ハンディファンと同じように、ネッククーラーも試すことができる。
ハンディファンとアイスネックリング、ネッククーラーが売れているということで、店頭には特別コーナーも設けている。「夏の定番アイテムになった」と、熊田主任はかみ締めている。(BCN・佐相彰彦)
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