3月14日に東京・青山で開催した製品発表会で、パナソニックアプライアンス社ビューティ・リビング事業部商品企画部の清藤美里課長は、「パナソニックは46年前から衣類スチーマーを作り続けてきました。2013年11月には、それまでいただいた声を反映した衣類スチーマーを開発。16年8月に累計出荷台数が100万台にのぼりました」と、これまでの歩みを振り返った。
●新たに3つの機能を強化・追加
アイロン台を出さなくても、ハンガーにかけたまま、衣類を短時間で手軽にケアできる衣類スチーマー。シワ伸ばしに加え、脱臭・除菌効果もあり、男女問わず、人気となっている。
新製品「NI-FS530」は、従来機種「NI-FS470」よりも立ち上がり時間を20%短縮。電源を入れてから約24秒で使用可能になる。スチームの噴射穴を放射状に配置して、スチーム噴射の範囲を広げた「連続パワフル&ワイドスチーム」や、電源が入った状態で約1時間操作がない場合に自動でヒーターを切る「自動ヒーターオフ」機能も搭載した。
持ち手が厚くなり、持ちやすくなった。また、電源スイッチを背面に置いたので、シンプルな見た目になった。
清藤課長は、これら三つの強化ポイントを挙げ、「これまでよりも衣類ケアを楽にする」と、新製品の特徴をアピールした。
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