海水浴を全て楽しい思い出にするためにも、帰りの砂対策が欠かせません。子供と行く場合には、なおさら注意したいところです。
そこで、自動車で行った場合の海水浴における砂対策について解説。砂の掃除方法や対策グッズを紹介します。

●海水浴での砂を車内に持ち込まないためにできること
 海水浴で車内に砂をできるだけ持ち込まないためにできることは、次の2点です。
・アスファルトの駐車スペースに停める
・車に乗る前に砂を落とす
 砂を車内に持ち込まないためにも、できるだけアスファルトのスペースに駐車するようにしましょう。砂の駐車場に停めると砂地を歩くことになり、足に砂が付着しがちです。砂地ではない場所に停めるだけでも、足に付く砂の量を減らせます。
 海から上がって車に戻る前には、砂をできるだけ落としておくことも重要です。ウォーターボックスなどにためた水を使って足を洗い、奇麗なビーチサンダルなどに履き替えれば、車内に持ち込む砂の量を減らせます。
●車内に入り込んだ砂の掃除方法
 車の中で砂が溜まりやすいところは、足元に敷いているカーペットやシートです。シートやカーペットを外して叩いたり、ハンディクリーナーなどで吸い取ったりして砂を落とすようにしましょう。
 ハンディクリーナーで吸い取れなかった細かい砂は、粘着式クリーナーを使って取り除くと効果的に取り除けます。
●【車内】おすすめの砂対策グッズ
 車内に持ち込んだ砂を掃除できるグッズや拡散させないようなグッズなど、あると便利な車内向けグッズを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

シートカバー
 車のシートにも砂は付着しがちです。シートに砂が付くのを防ぐためにも、シートカバーをしましょう。
 その際は、防水タイプがおすすめです。防水タイプであれば、海から上がったばかりで体が濡れていても、シートへの影響が少なくすみます。
バケットマット
 車内で砂が溜まりやすいのは、足元です。海から上がって足をいくら奇麗に洗っても、完全に砂が落ちたとはいえません。
 バケットマットを用意しておけば、たとえ足に砂が付いていても車内に落ちるのを防げます。また、立体構造のバケットマットであれば、砂はもちろんホコリ・ゴミなどが車内に落ちることを防げます。
液体保護スプレー
 車に乗るまでに、体が完全に乾くのが難しい場合もあるでしょう。車内のシートに水や油などをはじく防水スプレーをあらかじめかけておけば、水濡れ対策になります。
 ただし、スプレーの中にはレザーや合皮のシートには使用できないものなどもあります。事前に車のシートの素材が何か確認して、シートに適合したスプレーを選ぶようにしましょう。

ハンディクリーナー
 車内に入り込んだ砂やホコリ、ごみ対策として有効なのがハンディクリーナー(小型掃除機)です。充電式やシガーソケットから給電するものなど、さまざまなタイプがあります。
 ハンディクリーナーを1台用意しておけば、車内に入り込んだ砂を手軽に掃除できて便利です。
電動エアダスター
 電動エアダスターも、車内に付着した砂や水滴を吹き飛ばすのに便利な道具です。電動エアダスターは、充電式のものやシガーソケットから給電できるものなどがあります。
 車で使用する以外に、自宅でPCのキーボードに溜まったごみを吹き飛ばす際にも利用可能です。こちらも1台あると、さまざまなシーンで活用できます。
●【車外】おすすめの砂対策グッズ
 続いて、車外の砂対策におすすめのグッズを紹介します。体に付着した砂を落とすために効果的なグッズや車に付いた砂や汚れを落とすためのグッズを紹介するので、参考にしてください。
ポータブルシャワー
 ポータブルシャワーは、いわゆる携帯式の簡易シャワーです。電源不要で使えるモデルもあり、海水浴で体に付着した砂を手軽に落とすのに役立ちます。
 足だけでなく手や体も洗うために使いたい場合は、温水対応のポータブルシャワーがおすすめです。

ウォータータンク
 ウォータータンクは、水を入れて持ち運べる容器です。あらかじめ水を入れて車に積んでいれば、海水浴から車に戻ったときに砂を洗い流せます。
 おすすめは、折りたたみが可能な薄いタイプのウォータータンクです。安価で使用しないときでも折りたたんでおけば、車の中で場所をとりません。また、アウトドアや防災用などでも役立つアイテムとして、車に1台常備しておいても良いでしょう。
ポータブルウォッシャー
 水道がない場所でも水洗いできる、ポータブルウォッシャーもおすすめです。海水浴場で車に付着した砂などを洗い落とせます。さらに、シャワーモードを搭載した製品であれば、手足や靴などの汚れも落とせます。
 自宅の玄関の汚れや網戸の隙間の汚れなどを落とすのにも、効果的です。シガーソケットに接続式や充電式などがあるため、用途にあった対応の製品を選びましょう。
窓ガラスバキュームクリーナー
 車をポータブルウォッシャーで洗ったら、窓ガラスバキュームクリーナーでガラスの水滴を電動でしっかり吸引しましょう。布やタオルなどで車体に付いた水を拭き取る手間を減らせます。


海水浴の汚れから車を守ろう
 海水浴の思い出を楽しいものにするため、砂を持ち帰らないように心がけることが大切です。アスファルトの駐車スペースに停めて、さらには車に乗る前に砂をしっかりと落とし、なるべく車内に砂を持ち込まないようにしましょう。対策グッズを準備して、気持ちよく海水浴から帰りましょう。
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