そこで今回は、インターネットを通じて合計約84万人が回答した居住満足度調査「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2025」から「防災因子」に絞ったランキングを紹介します。
●街の住みここち(自治体)ランキング1位は2年連続で北海道上川郡東川町
大東建託が毎年調査・公表している「街の住みここちランキング」では、全国47都道府県の市区町村を対象に、住まいの総合評価(居住満足度)に加え、生活利便性、交通利便性、行政サービス、親しみやすさ、静かさ、治安、物価家賃、賑わい、防災の計八つの因子別にそれぞれ順位を発表しています。
その一つである「防災」は、「津波の心配のなさ」「地盤の心配のなさ」などの設問の回答結果が大きく寄与しているそうです。
近年、ますます重要度が高まっている「防災」に強いと居住者が感じている都道府県別ランキング1位は群馬県、2位は栃木県、3位は奈良県、4位は長野県、5位は埼玉県でした。
いずれも海に面していない「海なし県」となり、内陸に位置するため津波の心配はありません。「海あり県」に限ると、9位の京都府がトップで、10位には東京都が続きました。自然災害は地震・津波以外にもあるので、拠点性の高い府県が上位に入ったようです。なお、東京都は、総合ランキングでは1位を獲得しています。
同じく「防災」に強いと居住者が感じている市町村別ランキングの1位は、総合ランキングで2年連続トップを獲得した北海道上川郡東川町でした。2位は同じく北海道の上川郡東神楽町、3位は長野県諏訪郡原村で、4位に初めて首都圏エリアから千葉県印西市が入りました。
首都圏の1都3県(神奈川・千葉・埼玉)に限ると、トップ30位以内に、印西市のほか、千葉県白井市、神奈川県横浜市青葉区、東京都武蔵野市、横浜市都筑区、東京都西多摩郡日の出町、埼玉県比企郡小川町、東京都国立市、埼玉県秩父郡小鹿野町、埼玉県さいたま市浦和区、埼玉県鶴ヶ島市、埼玉県飯能市、埼玉県比企郡鳩山町がランクイン。
ただし、総合ランキングでは圏外の市町村もあり、総合ランキングと、防災因子に限ったランキングの両方で上位に入った市町村は、武蔵野市、横浜市都筑区、国立市、さいたま市浦和区のみでした。
一方、街の住みここちランキング1位の北海道上川郡東川町は、同調査に寄せられた自治体担当者のコメントによると、「旭川空港から約10分という利便性の高い立地で、ちょうどいい田舎の雰囲気」を持つ町であり、「木工などのアトリエやギャラリー、おしゃれなカフェ、ベーカリーなどが次々と誕生しています」とのこと。転職や起業を前提とした移住先として人気のようです。
転居を検討する際は、通勤・通学の利便性や買い物環境、住所や建物のステータスを重視して選ぶ方が多数だと思いますが、より安心・安全に過ごせるよう、「地震に強い家」の土台となる地盤の良さにも目を向けてみてはいかがでしょうか。(ななしW)
■Profile
ななしW
ライター。ガンダムシリーズとコードギアスのファン。『ムーミン』グッズを集めている
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