硬式野球部の暴力行為に揺れる広島県の広陵高校は21日、中井哲之監督 (63)の交代を発表した。
同監督は1990年に就任後、選抜大会で2回の全国制覇を飾ったほか、多くのプロ野球選手を輩出してきた名将だ。
後任の監督には、コーチをつとめていた松本健吾氏(34)が決定。息子の中井惇一部長 (30)も交代し、指導体制を変更している。
なお、1年と2年生の部員からは暴力などの問題がないことを確認したとして、8月23日から始まる来春の選抜大会につながる「秋季広島県大会」の地区予選には出場する予定という。
文:BEST T!MES編集部