こんにちは。恋愛アナリストのヨダエリです。
先日は、11月なのに雪が降ってビックリしましたが、皆さん風邪などひかず元気にお過ごしでしょうか? 11月に東京に雪が降ったのは1962年以来54年ぶりだったそうですね。
とりあえず、12月になったのでガスファンヒーターを出せて嬉しい!我が家には 「本気の暖房は12月から」という暗黙のルールがあるもんで……(笑)では部屋もあったかくなったところで、今月のテーマに行ってみましょう!
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突然ですが、皆さんは容姿に関するコンプレックスってありますか?「ない」と即答する人も中にはいるでしょうが、ほとんどの人は「ある」と答えるのではないでしょうか。
それは男性に限ったことではなく、女性もほとんどがそう。誰がどう見ても美人な女性ですら「キツく見られる」とか「○○さんのように誰からも好かれる愛らしさに比べたら」とか、問題点を見出しているものです。
人はないものねだりな生き物。持って生まれたものに満足せず、人のものはよく見える。そういうものなのでしょう。
なので、コンプレックスがあることは別に悪いことではないと思います。ときにそれはエネルギーや向上心に繋がったりもしますよね。気に入らないと感じている自分を否定しなくてもいい。
ただひとつ、注意したいこと。
それは、コンプレックスを持つあまり、卑屈になってはならぬ!ということ。こうなってくると、周りを不安にさせたり不快にさせたりと迷惑になってしまいます。
そして、卑屈になるのは、恋愛においてもかなり危険です。というより、「こうなっちゃダメ!リスト」で1、2を争う、マジDAME1000%の状態と言えます。
ここで、今回のタイトルに着目してください。「ハゲ」「デブ」「チビ」でもモテる男性は何が違うのか?
◆容姿よりも大切なこと
そう、彼らは卑屈じゃないのです! ハゲでもデブでもチビでも、そんな自分を「まいっか」と許せている。自分を愛せている。そこが大事なのです。
実際、そういう見た目でも彼女がいる人や結婚している人は山ほどいますよね? 交際してからそうなったのではなく、最初からそうだった人も山ほどいます。
これはどういうことかというと、「容姿」は、男性が思っているほどパートナーを選ぶ決め手にはなっていないということです!
「ええーーーだって、女ってことあるごとにイケメンイケメン連呼じゃん!」
「三度の飯よりイケメンが好きな女子って山ほどいるじゃん」
「スマホにイケメンフォルダとか作ってんじゃん!」
……と、反論モードのあなた。確かに女性はイケメンが好きです! イケメンフォルダ作ります!(笑) でも、それはある種の嗜好品。目の保養。現実にもイケメンを求めているかといったら、それはまた別。大事なのは自分にとって「感じがいい」かどうか。そういう男性であれば「付き合ってもいいかも」と女性は思うものです。
ちなみに、この「付き合ってもいいかも」は上から目線なのではなく、自分の異性を見る目に確信が持てない女性特有の迷いや戸惑いから来ています。ぶっちゃけ、こう思わせたらチャンス到来です。少しずつ、ちゃんと押せば。
◆具体的にどうすればいいの?
話がそれましたが、とにかく大事なのは「感じがいい」ことです。
では「感じがいい」って何でしょう? それは礼儀正しさであったり、ちょっとした心遣いであったり笑顔であったり、安心できる顔や雰囲気であったり(イケメンである必要はなし)と、色々あります。女性によっても違います。
でも、「自分自身(男性自身)を好きであること」は、ほぼすべての女性にとって「感じがいい」に繋がります!
そして、そのことを多くの女性はいちいち意識していません。たぶん言語化もされていません。だから、デートを重ねていた男性と会うのをやめたとき、その理由を友達にきかれても「うーん、なんか違った」と言います。
なんか違うってなんなんだよーーーー!!!と男性は叫びたくなるかもしれません。そして、容姿にコンプレックスがある場合、「どうせそこだろ!そこなんだろ!」と思うかもしれません。
でも違います。もし見た目で「どうしてもダメ」だと思っていたら、何度もデートしたりしません。もっと早い段階で断っています。「ダメな気がするけど試してみよう」と、あえてチャレンジする女性も中にはいますが、そう思えるなら「アリ」の中にかろうじて入っているんだとワタシは思います。あとは見た目以外のところで判断しようとしているのです。その結果、「感じがいい」にはならなかった、ということでしょう。
その原因がどこにあるかは、もちろんケースバイケースです。
◆「感じのよさ」を出す簡単な方法
でも、もしあなたが自分の容姿に自信がなくて、そのせいで断られてるのかもと思うのなら、「そんな俺でもやれることはやっている!」と言えるくらいの努力はしましょう!
それすなわち、清潔感のある装いを心がけること。そこをクリアしていれば、全く印象は変わります。難しいことではありません!
清潔感を出すために、どんなことをすればいいかはその男性の外見によっても変わってきます。
髪が薄いなら、それを生かした短めの髪にする(下手に隠そうとしない方が好印象)。太っているなら、ニットよりもテーラードジャケットを着て贅肉をカバーする(結果、大きな身体が包容力を演出)。小柄なら、ジャストサイズを心がけ、大人っぽさより少年ぽさを意識したコーディネートにする(可愛いテイストが似合うのは小柄な男性の強み)。……などなどなど。
ワタシ、これまでに「ハゲ」「デブ」「チビ」で常に彼女やデートの相手がいる男性と何人も出会っています。おしゃれな人もそうでない人もいましたが、共通していたのは、皆、清潔感のある装いをしていたこと。
改めて思い出していますが、本当に皆そうでした。これまで、この連載では、「男性は自信を持った方がいい」「同じスペックなら自信がある方を女性は選ぶ」というようなことを、手を替え品を替え言ってきたと思うのですが、外見に関してもそれが言えるのです。
といっても自分をイケメンと思え!ということではありません。そうではなく、「自分はイケメンではないかもしれないけど、それは仕方ないじゃん? でも感じは悪くないよね?」「欠点はあるし、もっとこうなればなとは思うけど、でも自分のことは好きだよ」
……そう言える男性であってほしいのです! そう思える男性なら、絶対に相手はみつかります!!
どうやったらそんな風になれるのさ~と思うのなら、まずは清潔感のある装いを実践すること。そして周りから「なんか前よりいい感じじゃない?」とほめてもらえればベストなのですが、男性って男性のことあまりほめないんですよね(悲)
◆ほめてくれる人を見つけよう
なので、ほめてくれる男性がいないなら、女友達や女性の同僚、きょうだいがいるなら姉や妹に、「これどうかな」と意見を聞いてみてください。女性は誰かの見た目が素敵になることに敏感ですし、それを見ると興奮するので(笑)良いと感じたら素直にほめてくれるはずです!
「自分には根拠のない自信がある」と言う人がたまにいますが、よく考えれば大抵は根拠に基づいているものだと思います。そして、その根拠は「自分の努力」と「周りの反応」だと思います。
なので、「俺ここに関しては頑張ってる!」と言える何かしらの努力をすることと、「いいね」「いいよ」とほめてもらえる機会を持つことはとても大事。もちろん外見だけでなく、内面や能力などに関しても。
……自慢じゃないですが、いえむしろ自慢ですが(笑)ワタシは人のいいところを見つけるのが大得意! あなたの周りにも誰かしらそういう人がいるはず。その人に「俺のいいところってどこだと思う?」ときいてみてください。できれば見た目と中身、両方に関して。
そして、あなたの知らないあなたの魅力があることを知って、自分を好きになってください! その上でいろんな女性と会う機会を作って「感じのいい」あなたを見せれば、あなたを気に入る女性、絶対にいますから!
実は今回のテーマを選んだのは、別の連載で「ハゲ割」なるサービスについて執筆したのがきっかけです。ハゲであることを自己申告すると宿泊料や飲食代が割引になるサービスがいろいろな店で実施されているんですよね。ハゲを気にするよりハゲ割をエンジョイ!(笑)そう思える男性がモテる男性だと思いますよ!